「自分を知る」から始まった再チャレンジ
「自分を知る」ことは、人生を豊かに、そして意味のあるものにするカギです。「自分を知る」ことは、とても面白く、ときには辛く、面倒で、でも驚きに満ちています。人生そのものですよね。
私自身、長年にわたって自己探究に明け暮れたことは、自己理解を深めるだけでなく、人生の選択肢を広げる手助けにもなりました。
もともと自分の提供サービスとして親しんできたマヤ暦や占星術、数秘術..様々なツールを使い、私自身の本質や才能、天職について探ってきました。
ターニングポイントでは、その時その時で自分に必要なセミナーや講座も受講し、キャリアカウンセリングやコンサルティングも受け、自分の強みや得意な分野を活かして転職や起業も実現してきました。
50歳を超えたタイミングで、私は自分のキャリアをあらためて見直す必要に迫られました。
もう一度自分のやりたいことに挑戦するか、このまま雇用で自分ができることを模索するか。ライフワークとライスワークのバランスをどうとるか。
凪みたいに穏やかで安定した中にいると「挑戦」を忘れてしまいます。
「楽な方」を選びがち。でも何か物足りない、これじゃない感じ。
派遣で事務職も50歳を過ぎるとさすがに需要はなく(このままでも案外いけるのではと甘く見ていた)いずれにしても今までの延長では立ち行かなくなり、新たなスタートを切るためにあらためて「自分」を掘り起こす必要が出てきたのです。
自己理解の重要性
行動を起こすための最大のカギは「自己理解」です。多くの人が外的な要因にばかり意識を向けますが、本当の変化は内面から始まります。
自己理解を深めることで、自分の価値観・才能・興味が明確になり、「自分でも何かできるかも」「何か挑戦したい!」と、行動に移す力が自然と湧き出てくるのです。
私自身もこれまでの人生で、自分を知るために様々な方法を試してきました。例えば、占星術やMBTIといった自己分析ツールを活用したり、瞑想やジャーナリングを通じて内面を掘り下げてきました。
これらのアプローチが私にとって、自分自身を知り、どう行動するべきかを理解するための強力なツールとなりました。
キャリアの棚卸し:自分の強みを知る
キャリアの棚卸しは、自己理解を深めるために不可欠なステップです。これまでの職歴や経験を振り返り、それぞれのステージで得たスキルや成果を整理することで、自分の強みが明確になります。
具体的な内容の他に、楽しかったこと・嬉しかったこと、苦しかったこと・納得いかなかったことも書き出します。書き出しのコツは最初から綺麗に書こうと思わず「思い出すことに集中すること」。苦しかったこと・納得いかなかったことは、「絶対したくない」自分の条件にもなります。
私はこのプロセスを通じて、自分がどのような分野で力を発揮できるのか、またどのような業務が自分にとって最も適しているかを理解しました。
手間が掛かる作業ですが、キャリアの中で得た経験やスキルを棚卸しすることで、今後の方向性が明確になり、次のステップに進むための行動計画を立てることが可能になります。この分析を基に、自分にとって効果的な行動を取ることができるようになりました。
自己理解を深めるためのツール
自己理解を深めるためには、さまざまなツールを活用することをオススメします。私が有効だと感じたものは、占星術、マヤ暦、MBTI、そしてストレングスファインダーです。それぞれが異なる角度から自分を見つめ直す手助けをしてくれました。
例えば、「占星術」は、生まれた瞬間の星の配置を基に、性格や、生まれ持った才能や資質を知ることができます。いわゆる、自分のブループリントです。今後の運勢:その人個人の興味関心や立ち位置、外部から受ける影響から行動計画も立てやすくなります。
「マヤ暦」は占星術よりシンプルに、本質、人生の目的、使命、才能、周囲との関係性や年回りを知ることができます。
「MBTI」は、スイスの心理学者カール・G・ユングによる著書「Psychological Types」の中にある心理学的タイプ論を基に作られた、「興味関心の方向(外向・内向)」「ものの見方(感覚・直観)」、「判断のしかた(思考・感情)」、「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4つの指標によって、性格を計16タイプに分類した性格診断です。
私がどのように外の世界と関わり、どのような環境で力を発揮するかを教えてくれました。また、今の自分の傾向、外向なのか内向なのか明らかになることで、行動も変えたりと、戦略も立てやすくなりました。
「ストレングスファインダー」では、私が持つ具体的な強みが明らかになり、それをどのように活用すれば良いのかが明確になりました。
こちらはぜひ有料で34の資質順位を入手することをオススメします。34資質4つのグループに分かれており、自分の「色」=「生き方の色」を知ることができます。自分の偏りが一目瞭然です。自分が元々持っている才能を強みとして活かすことで生きる覚悟ができます。
私も長らく自分の色ではない色で生きようともがいていましたね。違う土俵で相撲をとっていたと、現状を明らめることができました。
他にも、これは素晴らしい!これは使える!と思ったのは、八木仁平さんの「自己理解メソット」。やりたいことを見つけるために価値観・才能・興味の順に1つずつ見つけていくというもの。
特に、「価値観マインドマップ」を作成し、価値観ピラミッドにまとめるプロセスは目から鱗でした。
得意なこと、好きなことはアップデートされていくけれど、価値観は変わらない。結局自分が大事にしていることは「これ」だったのか!と。
その価値観をベースにその時その時の最善な手段(得意なこと、好きなこと)で自己実現していくのです。
この「自己理解メソッド」にもっと早く出会いたかったと、何度も思いました。「価値観マインドマップ」は人生の指針となって、仕事や趣味に人生を有意義なものにする原動力になる!と感じています。
ちなみに、自己理解コーチの方とのやりとりで、すっかり忘れてしまっていた、自分に内在する「挑戦」という価値観を思い出させてもらったのです。
「モーニングページ」も習慣になるくらい実践してきました。
半覚醒状態で行うモーニングページの効果たるや絶大で、半覚醒状態、つまり目覚めたばかりの状態で、まずは先ほどまで見ていた夢を覚えてるうちに書き留めます。そこから無自覚に出てくる「言葉」を自動操縦で書き殴ります。綺麗に書く、のではなく、出てくる言葉の自動書記です。
なんだっけ?
"あー、
うーん、、、
だからさぁ、、
など、浮かんできた言葉もすべて、ただひたすら書き続けます。
半覚醒状態では、潜在意識にアクセスしやすく、顕在意識下では得られないインスピレーションや問題解決のヒントを受け取ることができます。これは、日常生活における選択や行動に大きな影響を与えます。科学的にも、この状態が創造性を高めることが示されています。
私は、毎朝3ページを思いつくまま書き綴ることで、無意識の感情や思考が明らかになり、自己の本質に気づくことができました。これにより、キャリアや人生の方向性を見出したり、日々の決断をより自分らしくできるようになったのです。
自己理解から行動へ:私が実践した具体的なアプローチ
自己理解を行動に移すため、以下のステップを実践しました
価値観ピラミッドをもとに長期目標を設定
モーニングページのアイデアをSMART目標に落とし込む
必要なスキルや資源を洗い出し、獲得計画を立てる
週単位、月単位のマイルストーンを設定し、進捗をチェック
このアプローチにより、価値観に沿ったキャリア構築や、弱点の改善に取り組むことができました。重要なのは、自己理解の深まりに応じて柔軟に計画を見直すことです。
継続のコツ:自己理解に基づく行動の習慣化
行動を継続するためのコツとして、以下を実践しました。
朝のルーティンにモーニングページを組み込む
小さな達成可能な目標を設定し、成功体験を積み重ねる
価値観マインドマップと行動計画を可視化する
週に一度の振り返りで成長を実感し、計画を調整する
同志とのコミュニティでモチベーションを維持する
失敗を新たな学びの機会として捉える
小さな進歩も自己承認する習慣をつける
環境の変化や新たな自己発見に応じて柔軟に計画を修正する
その後の変化
自己理解が深まったことで、私は自分の強みや価値観に基づいた行動を取ることができるようになりました。特に「価値観マインドマップ」により、自分が大切にしている価値が明確になりました。それに基づいてまずは小さな達成可能な目標を設定し、成功体験を積み重ねることで、さらに大きな決断を自信を持って下せるようになっていったんです。
また、「モーニングページ」で頭の中を整理することで、無意識に抱えていた感情や思考に気づくことができました。日々の小さな気づきやアイデアを具体的な行動計画に落とし込むことが、次のステップへの大切な一歩です。これにより、よりよい意思決定が可能になり、行動に迷いがなくなりました。
こうして、私は自分の人生を積極的にデザインし、再び行動する力を手に入れることができたのです。
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