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人生の予定調和を手放したら、思いがけない幸せが見つかった話

\内なる声をカタチにする自己対話/ 
やましたちぐさです。
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「普通の人生って、どんな人生なんだろう?」

きっと誰もが一度は考えたことがある問いだと思います。特に繊細で感受性豊かな方なら、より深く悩んだことがあるのではないでしょうか。わたしも、その問いと長く向き合ってきました。

今現在わたしは50代シングル子なしです。

ここまでの人生も、とってもドラマチックに紆余曲折の連続でした。

20代半ばで経験した婚約解消から、早30年が経ちました。当時、結婚延期になってから3年近く一緒にいて、その間ずっと「この人と結婚できるのだろうか」という不安と向き合っていました。今となればその時期は人生の一つの通過点。その直後の新生活の中で、少しずつ「これが本来のわたし!」って生きられるようになっていったことの方が、大きな転換点だったんです。

なぜ30年前のこの出来事について今も言及するのかというと、この人が今もわたしの前に現れるんですよー実際に直接会ったのは1度だけですが、見かけるとか、なぜかSNSで現れるとか、完全に忘れてしまっているタイミングでふと現れるんです。過去検証してみると、どうやらトランジットの土星がわたしのアングルを通過するタイミングのようです 驚!
この人とはコンポジットで土星頂点のヨッドを形成しているんですよね。
これを知ったとき、30年前のこの出来事も納得しかなかった。
そして、なぜ今も完全に忘れた頃に現れるのか?について考えていたところ、
「自分らしく生きてる?」って問われているように感じます。
ICにアプライのタイミングではわたしのセッションに申し込んで来られました。このときわたしはこのセッションを近々やめることにしていたんです。
ASCを通過するタイミングでは現れませんでした。このときはセラピストに転身するため、資格取得、技術体得など、さまざまな学びの途中でした。
今では、良い意味で「見張られている」って思っています。
実際「自分らしく生きてる?」って自分に問います、今も。

元婚約者と別れてすぐ一人暮らしを始めたことも大きな転換になりました。当時、不思議なほどワクワクしていたことを覚えています。実家では全くしなかった自炊が楽しくて、自分は料理が好きなんだと初めて知ったんです。新しい自分との出会いに、毎日が発見の連続でした。

20代後半、30代から40代にかけては、まるでドラマのような恋愛や、魂レベルで響き合うような深い関係性も経験しました。「この人となら」と思える出会いもあれば、お互いの成長のために必要な時間だけ寄り添う関係もありました。素敵な恋愛はたくさんできたけれど、残念ながら結婚には結びつかなかった。単純に相性の良し悪しがわかっていなかった若き自分(視える人には、あなたは男を見る目がないのよって言われたことも)今考えると、それもわたしらしい道のりだったのかもしれません。

ちょうど前回のドラゴンヘッド魚座入り(2006年6月22日〜2007年12月18日)、わたしのDSCにアプライのタイミングで、まさにツインソウルのような運命的な出会いと関わりがあったので、その流れが今またきています
【2025年ドラゴンヘッド魚座入り】 1月12日8時03分〜2026年7月27日

独立起業してからは、クリエイティブな活動に夢中になる毎日。新しいアイデアが浮かぶたびにワクワクして、夜遅くまで企画を練ったり、資料を作ったり。「この仕事を軌道に乗せたい!そのためには仕事に集中!」その思いが、知らず知らずのうちに私の原動力になっていました。

40歳でセラピストに転身を決める数年前、長年付き合っていたパートナーとの別れと、子どもを持つ最後のチャンスの選択が重なったんです。その時、はっきりと感じたのは、自分の中の「使命」のような想い。自分の経験や知識で、人や社会に貢献できる自分でありたい。その想いはそのときの別れを自分の中で全肯定するものだったんです。実際、子どもを産むというタイムリミットを考えるより、「自分の経験や知識で、人や社会に貢献できる自分」そちらに意識が向かった。

正直、40代に入るときは「世間一般のレールから外れた人生」を歩むことへの不安もありました。友人たちは次々と結婚して子育てに忙しい中、私は全く違う道を歩んでいる。でも、目の前のことに夢中になって挑戦しているうちに、その不安は自然と消えていったんです。代わりに見えてきたのは、「わたし」という生き方のカタチ。

でも正直、わたしのまわりは(同世代や、いわゆる天秤座冥王星世代:1971年10月5日〜1972年4月16日、1972年7月30日〜1983年11月5日、1984年5月18日〜8月27日)
・一回離婚している
・婚約破棄をしている
・なんども結婚をしている
・国際結婚がいい
・一夫多妻とか多夫制がいい
・LGBTとか性的にも自由な人が多い
そんな世代なんですよ〜
実際わたしのまわりはそんな人ばかり

子どもを持たない選択は、わたしにとって「諦め」じゃなくて、新しい可能性への一歩でした。セラピストとして多くの方の人生に寄り添う中で、「正解の生き方なんてない」ということを、心から実感したんです。むしろ、自分の人生を生きようとする姿そのものに、大きな価値があるんだと。

50代に入り人生の残りが見えてきた今、この先の不安とどう付き合っていくか。でも、20代の頃の「世間の圧」や、「身内」や「まわりとの比較」からくる不安とは違うんです。経験を重ねてきた分、「自分で選んできた一つ一つが、今の私を作っている」と受け止められるようになりました。これまでも周りの人たちと協力し合いながら、自分の道を切り開いてきたように、これからも誰かの力になりながら、誰かの力も借りながら、個の自立と他者との協力関係のバランスをとって生きていくのだろうな。それに、年齢を重ねるごとに見えてくる景色があることも、確かだと思います。

特に繊細な心を持つ方は、人生の選択に際して深く悩むことが多いですよね。些細な言葉に傷ついたり、周りの期待に過敏に反応してしまったり。私もそうです。でも、その繊細さって実は宝物なんです。本当に大切なものを見抜く力として、きっと活かせるから。

私が学んだのは、繊細さは決して弱さではないということ。むしろ、人の気持ちがよく分かる、美しいものに心から感動できる、深い愛情を注げる。そんな素晴らしい才能なんです。

人生の選択に迷ったとき、大切なのは「これって本当に私が望んでいることかな?」って、自分の心に耳を傾けること。すぐに答えは出ないかもしれない。でも、その問いかけ自体が、自分らしい道を見つけるためのコンパスになるんです。

予定調和から外れた私の人生、後悔なんてありません。それぞれの年代で、自分なりに精一杯生きてきました。その過程で見つけた幸せは、誰かと比べるものでもないし、世間の「べき論」で測れるものでもないんです。

今、この記事を読んでいるあなた。もしかしたら、人生の岐路に立っているのかもしれません。でも大丈夫です。回り道も、寄り道も、全部があなたらしい人生を作り上げる素材になるんです。

そして、あなたの中にある繊細さはきっとあなたらしい人生を歩むための大切な羅針盤になるはず。わたしもその繊細さと付き合いながら、自分の道を歩んでいます。あなたにも、きっと素敵な景色が見えてくると信じています。


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