203日目(二人の王子様)
王子様を迎える姫たち
今日は知人の子どもを二人預かることになり、夕方前から家の掃除をしていた。すると、思い立ったように次女が水色のドレス(エルサ風)を纏い、続いて長女が白いドレスでおめかしをした。我が家はまるで社交パーティのような装いになり、二人の王子様を待つことに。予定より少し遅れて男の子二人到着。保育園帰りで体操服で登場。我が家との対称的な姿に、知人とわたしは半笑い。それでも、ドレス効果があったのか、すこし人見知りもある男の子二人は、スムーズにお母さんと別れ、さっさと我が家の2階に上がって猫と戯れていた。
あっという間にドレスを脱ぐ
長女は王子様を迎えて満足したのか暴れるための臨戦態勢を整えるためにその場でお着替え。次女も安全のためにお着替え。始まったのは戦いごっこ。子どもはなぜか長いものを持つと振り回す。王子様とお姫様がいつの間にか敵同士に。大人も巻き込まれて大変。
夕食とお風呂
夕食はハンバーグ。ばあば登場で大量の挽肉が投入された。野菜が大好きという王子様に刺激され姫たちも食べる。何故か友達がいると普段食べないものを食べる症候群。お風呂は4人で。妻が仕入れた泡風呂のもとを投入し、大人しく四人で入浴。大人が入れなくても良い分、案外楽なことも多い。大人は見守りるだけ、というわけにもいかないが、こうして子どもたちが生活を共にする(遊ぶだけでなく、ご飯やお風呂、お泊まりなど)のは親にとっても子にとっても、なかなかよい。
片想い?
今日見ていた2組(長女と長男、次女と次男)は、それぞれいい感じで仲良くなり、長女は兄弟が遊びに来るのを楽しみにしているし、次女は次男くんと一緒に買い物にお出かけしたい(正確には「○○くん買い物行くってー」と適当なことを言う)らしいし、次男くんは次女に対抗意識があって「戦い(ごっこ)で勝った」と帰宅後話していたそう。ところが長男くんは(次男くんもだが)わたしの妻に会いたくて来ているところが多分にあるらしい。実は姉妹は片想いなのかもしれないと思うと複雑なところ(二人とも押しが強くて若干引かれやすいところがある)。
おかあさん
知人の夫はとても忙しく、夕方ごろには家にいないため、知人は普段パートタイマーなのだがこの日は急遽仕事が入り、兄弟を預かることになったのだ。我が家ならばあばに頼ることができるのだが、知人夫婦のご両親は近くにいない。子どもを連れて仕事に行くというのが大変そうで、妻が兄弟の世話をもちかけた。仕事は思いのほか早く終わり、同僚が知人をお茶に連れ出してくれたらしい。おせっかいかもしれないが、きっとこれくらいの時間がおかあさんには必要だと思う(とうちゃんかあちゃんのわたしだったらとてもうれしい)。
帰宅
楽しい時間はあっという間。でも名残惜しいくらいがいい。相変わらず長女は半泣きで見送りだが、それでも今日は「また遊ぼうね」と言え、兄弟もそれにこたえ手を振ってくれた。とはいえ兄弟は、おかあさんのお迎えにはすばやく反応し、帰っていった。おかあさんには勝てない。
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