人生は、ディレクション。
COCOです🎈
先日「闘病ログ」を書いていて、最近の私、ちょっと生きるのが楽になっている感じがするけれど、どうしてだろう?と、考えることがありました。
文章に残しておきたい気分なので、今日はそんなお話。
人に頼っていたら、ひとりで何もできなくなる?
大学生くらいまでは、人に頼ることが、超絶苦手でした。というか、自分の中で、人に頼ることは、悪でした。
なぜって、人に迷惑かけたり、弱いところを見せたりするのも、嫌だったけど・・・
もっと嫌だったのは、人に頼ることで、自分が無能になること(そんなことはないと、今ならわかるけれど。)でした。
「自分で何でもできないと、いざという時に、自分を自分で助けてあげられないんじゃないか」みたいな幻想に、取り憑かれてたんです。
制作ディレクションという仕事
話は飛びまして、社会人になり、私のはじめてのお仕事は、"制作ディレクション"という仕事でした。
平たく言うと、あるアウトプットを作るために、クライアント・デザイナーなどなど、関係各所を動かし、調整する役目。
はじめは「こんなのただの調整役やん。」と、ディレクションという仕事に、誇りが持てていなかったのですが、
それでも続けていくうちに、だんだんその価値が見えてきました。
ディレクションって、こうありたい・こうしたい、という意志の旗を振って、色んな人を巻き込んで、知恵と技術を総集させて、新しく価値のあるものを生み出していくこと。
大事なところなので繰り返しますが、意志の旗を振ることが大切で、それが価値だし、仕事なのです。
人生は、ディレクション
先日、闘病ログを書きながら、考えを整理していたら、
「私、めっちゃ人を頼って、今後について考えとる(笑)」
と、自分で自分にツッコミを入れたくなりました。
でも、それって悪いことなのかな?無能になっている感じがする?
いやいや、そんなことありません。むしろ、楽に賢く、そして健全に生きている感じがします。
ここでパッと、今の自分のやり方と、ディレクションの仕事が結びつきました。
私は「元気になりたい」「社会復帰したい」という、意志の旗を掲げて、必要な知恵を持っている人に声をかけて、話を聞いて、聞いた話を、人生の人生にどう活かそうか、考えているだけ。
別に、自分の心理状態を、自分ひとりで確認できる力が、身についたわけでもありません。
これからの歩みの進め方を、ひとりで編み出しているわけでもありません。
でも、人生の主導権は、紛れもなく自分が握っている。自分の意思が、そこにはあります。
こういうことか、この感覚か、と思いました。
だから、そうやって、意志の旗を掲げられること、今この人に頼ったらいいという嗅覚が尖っていること、色々な人を巻き込めることが、
ひとりで全部できる力よりも、大切な力なんじゃないかなーと思ったわけです。
ひとりで頑張ろうとしない。そして、間違った頑張り方をしている自分に酔わない。意志の旗を掲げて、周りを頼ること。
ここで、人生の頑張り方を、方向転換したいものです。
COCO🎈
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