うつとライフステージ
COCOです🎈
先日、つぶやきでも投稿しましたが、「精神疾患」と「ライフステージ」について考える機会があったので、記事にしてみようと思います。
病歴が長くなってきた方、20代・30代のライフステージ転換期に精神疾患をわずらった方、特に共感できる内容になっているかと。
それでは、はじめていきます。
話が合わない同期会
先日、久しぶりに、中高時代の部活の同期と会う機会がありました。
中学の頃から6年間、一番多感な時期に、部活を一緒に乗り越えてきた、大切な仲間たちです。
ちなみに私は、中高一貫校の女子校を卒業してます。なので(というのも、おかしいかもしれないけれど)、みんなそれなりの大学に行って、就職して…という「似た者同士」の集まりです。
そしてなんと、ほぼ全員が、ほぼ同時期に結婚。裏で相談してた?!ってくらい。結婚ラッシュって、このことですね。(ちなみに私は、独身の実家住みです。彼氏はいるけど、仕事はありません。)
なので、当然のことですが、同期たちと私では、関心事が全く違いました。
会う前から、心の準備はしていたつもりでしたが、いざ現実を目の前にすると、色々思うものですね。
「ドレス選び」や「新婚旅行」の話に花を咲かせ、薬指に指輪を光らせる同期たちを見ると、何をどう頑張っても悲しくなるもんです。
何より、大切な仲間であるという気持ちに1mmも変わりはないのに、昔のように伸び伸びと話ができないことがすごくもどかしかった。
ずっと大事にしていきたい関係性だけれど、今の自分には負担がかかる関係なんだと知ってしまうのが、すごく悲しかった。
病歴が長くなってきて、同年代とライフステージがずれてくると、こういうところにもしわ寄せがくるのか…と、改めて気づかされました。
大切と距離感は、別次元
この絶妙な気持ちに、どう折り合いをつけようか、私もまだ模索中ですが…
ふと、父との関係性を作る上で気付いた考え方が、ここでも応用できないか?と、思いました。
それは「相手を大切に思う気持ち」と「相手との距離感」は、必ずしも比例しない、ということです。
大切な存在だけれど、性格が合わないとか、元気が無くて関われないとか、色々な理由があって、その存在と距離を置くことがあるということ。
少し話は脱線しますが、私は、父がとても苦手です。
世界の中で誰が一番苦手ですか?と聞かれたら「父です」と即答するくらい、苦手です。
だから、自分の心を守るために、徹底的に距離を置くようにしています。
でも同時に、父は愛する存在でもあります。
不思議なことだけれど、父のことは、すごく大切です。
母が亡くなって色々大変だったけれど、父には、笑って、幸せに暮らしていてほしいと思うのです。
話を戻すと、高校の同期との関係も、父の関係と似たような考え方が使えるんじゃないかな?ということです。
今、同期と顔を合わせて苦しくなるのは、自分と同期のライフステージが異なるからだけであって、自分の中の「相手を大切に思う気持ち」が、無くなってしまったわけではないと、はっきり認識すること。
そうやって、「大切」と「距離感」を、自分の中で切り分けることが、大切なんじゃないかなと思いました。
自分の想いと、相手を信じる
でも、相手と距離を置きながらも「あなたが大切な存在だよ」と伝えることって、難しいですよね〜。
そこについては、まだ方針がありません。さて、どうしていけばいいもんか…。家族ならまだしも、友達というのが難しい…。
でもここは、こうやって相手のことの考えて大切に思っている自分の気持ちと、私の気持ちを受け取ってくれる相手の存在を信じたいです。
こういう気持ちって、にじみ出て伝わっていくものですよね(という、希望的観測)。
お互いにとって心地よい距離感の模索を、これからも続けていこうと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
COCO🎈
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