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読書が好きな私がハマっていた、読み方の違いによる落とし穴
こんにちは、びばってです。
本を読む時には、目的を持って読むことが大事
多くの人がこの言葉を聞いたことがあると思いますが、私自身はこの言葉のもう一歩前でズレがあったことに気付き本の読み方の意識が変わりました。
それは何かを得るために読むなら「自分ごととして読む」ということです。
当たり前のようですが、漫画や小説が好きだからこその落とし穴だったのかもしれません。
「悩みの9割は本を読めば解決する」と言われる程に、多くの方が様々な悩みごとの解決方法についての書籍を出版されています。
そのため、読めば悩みを解決できるような気になれることも多いと思います。
ただ、残念なことに取り組み方や意識の持ち方がわかっても、いざ実践となるとそう簡単にはいきませんよね。
私も今まで色々な本を読んできましたが、その中で何度「なるほど、そういう理屈なのか」「この取り組み方は使えそうだ」と思ったかわかりません。
自己啓発の本を読んでは納得し、心理学の本を読んでは興味をそそられ、ビジネスの本を読んでは感心していました。
ではその知識を実行に移したかと言うと、そんなことはなく、ほとんどがその場限りの感動で終わってしまいます。
特に私の場合はノウハウコレクターの気質があり、理屈を知ること自体が楽しいので、知るだけで満足してしまう傾向が強いのですが…。
それでも「行動につなげるのは難しいねぇ」くらいにしか思わず、特に気にすることもなかったのですが、何かの拍子にふと気付いたんです。
私は常に「楽しむことを目的」に本を読んでいると。
つまり、学習や問題解決のきっかけを探す目的で手にしたはずの本を、漫画や小説、エッセイを読むように「著者の思考や経験談を楽しむ本」として読んでいたのです。
楽しむことを目的として読んでいるのだから、「学びを得ることができた本」ではなく「面白い本」で終わってしまうわけです。
元々、漫画や小説が好きなので本を読むことに抵抗はなかったのですが、どの本を読む時でも楽しむことを目的とした読み方になっていたようです。
(これに気付いた時に衝撃を受けたというか、妙に納得したんですが伝わりますかね?)
もちろん楽しくないと読むこと自体が苦痛になってしまうので、楽しく読めることは大事なのですが、目的を間違ってはいけないということですね。
そのことに気付いてからは、本の内容を「誰かのお話」ではなく「今の自分に必要なこと」として読むように意識するようになりました。
また、一度読み終わった本についても、自分にとって有用な知識を定着できるように繰り返し読むようになりました。
この読み方に変えたらすぐに効果があるというわけでもないですが、内容への理解度は変わったように感じるので、やはり取り組み方は大事なのだなと思います。
もし、あなたが本を読むのは楽しいけれど、どうにも身に付いている気がしないと感じていたら「自分ごと」として本を読めていないのかもしれません。
そんな時は、自分は何を目的として読んでいるのかを確認してみてはいかがでしょう。