いい呼吸ってこういうことです!
【大人の今だから本気でボイトレに取り組んでみたい方、まだまだステージで現役ボーカリストです!という方と出会いたいです💡】
こんにちは!
大人のための歌声解剖トレーナー、日本美声チューニング協会®代表のみうらです。ボーカル講師、ボイストレーナーです🗣️
今日はいい呼吸について書いてみました。
どちらの人が呼吸効率がいいでしょうか?
突然ですがクイズです!
答えのヒントとして
呼吸の回数
呼吸の質
などが関係してきます。
この問題の正解は…①!
これは想像することは簡単だったと思います。
ただ、世の中に出回っている「深い呼吸」。
これを行おうとしているのは実は②の方です。
たっぷり・たくさん・深く。
このワードに合う呼吸をしようとしているのがお分かりでしょうか?
深い呼吸に騙されるな!
①の方はなんとなくスマートな呼吸をしていそうですよね。
颯爽と階段を駆け上がっているイメージです。
賛否両論あるのを覚悟の上で、出回っている指導に物申します。実は「深く吸う」ってそんなに体にとっては良くないんです。
②の方は深く吸おうとしているのに、おそらく身体は楽じゃない。それが答えなんですよね。
酸素を取り込もう、取り込もうとしても間に合っていない。それはなぜなのか?
原因はいくつかありますが、よくある原因は吐ききれていないこと。酸素がまだ肺に残った状態なのに、さらに酸素を取り込もうとしていることです。
結局、大事なのはここなんです
私がレッスンでよくいうのは「酸素が入る量は限られているし、なんやかんやただの呼吸ですよ」ということ。
たくさん吸える身体を作るということは、吸った酸素を全て二酸化炭素に変換できる力とことだと思っています。
なので、大事なのはガス交換率!
吸った酸素を全て二酸化炭素に変えること。
そりゃ肺の大きさが決まってますから、その袋を大きくするとなると…アバラを広げる(=骨折…?)ところからスタートすることになりますしね。※筋肉が縮こまりすぎて、胸が広がりにくい方が施術などを通して元通り広がるようになることはあると思います!
まとめ
と、今日はかなり踏み込んだ内容でお届けしました。
少し難しいと感じたかもしれませんが、普段の呼吸ができている方は何も心配なし!とはいえ、特別なことはない「ただの呼吸」なんです。
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