37.無料の英語教室
この頃のわたしは無敵で、疲れ知らずだった。
朝起きて、毎日張り切って学校に向かった。
多分、住んでいる場所が憧れのイギリスだからだと思う。
空気を吸ってるだけで幸せだった。
それに、憧れのロックヒーローPaulWellerにも抱きついたからね。無敵だった。
学校が終わってから、いつものように図書館で宿題をする。
この日は図書館で無料の英語レッスンがあり受講した。
コテコテのブリティッシュ訛りなおばあちゃんのレッスンをみっちり3時間受けられる。
受講生は14人くらい集まった。
難易度が高く、付いていくので一生懸命だった。
そのクラスの良いところは、readingの練習があることだった。
先生が用意した新聞の記事を国語の授業みたいに「。読み」で2文章くらい読み回す。一人一人回ってくるし、発音直してくれるし、読めないところは助けてくれるし、すごく良いレッスンだった。(わたしが入ってた語学学校では読み回しは週に一度あるかないか)
あとspeaking練習。先生がパパッと思いついた質問を生徒一人一人順番に投げていく。
その質問は何がくるかわからず、一人30秒ぐらいで答える練習。
例えば、最近何か面白いことあった?とか、今の首相だれだっけ?とか。
マジで何がくるかわからない。聞かれた単語がわからない時は、その単語の意味がわからないことを伝えると教えてくれて、質問に応えれる。
リスニングにもなるし、瞬発力もつく。
とてもいいレッスンだった。無料とは思えない。
ロンドンの郊外図書館ではこうした無料の英語教室が開かれることが多い。
ぜひ、お住まい先近くの図書館やスーパーマーケットの掲示板を見てみてほしい。
必ず、良い情報が得られるはずです。
プロポーズまであと489日