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【月報】今月買って良かったもの(2023年5月):Google Nest Hub

よう。 俺だよ。物欲マキシマムだよ。

おれは日々、無限に湧き上がる物欲と戦いながら生きている。
熟慮した末の買い物もあれば、衝動買いとゆわざるを得ない買い物もある。

買い物の結果、アイテムをゲッツして手元に置いてみてはじめて買い物が正解であったか、失敗であったかがわかる。
それも買い物の楽しみの一つであろう。

買い物は単純でも簡単でもない。
熟慮を重ねればよい買い物ができて物欲を満たせるとは限らない。

年の単位で迷い続け、苦しい貯金の末に買ったものが結果生活を豊かにするどころか、それがあることで生活が複雑化し、無かった方がマシだった。などというコトも往々にしてあるのだ。

逆に言えば、少し気になる程度で手にした品が思わぬベネフィットを生活にもたらし、愛用の一品となることもある。

この記事では今月買って正解だったと思えるアイテムのなかで、
ひときわ素晴らしいGoogle Nest Hubを紹介する。

親愛なるお前に自信をもって購入の検討を勧められるアイテムだ。

Google Nest Hub

Dennis Sylvester Hurd氏の写真(CC)
  • 購入価格:3000円

  • 購入場所:メルカリ

  • 備考:第1世代 中古品 送料込み 

概要

まずは、ガッファの筆頭グーグル様の作った動画を拝見しろ。
たった1分の動画だぞ。

どうだ?持っていれば生活が豊かになりそうな気がするだろう。
実際俺は生活が豊かになった。たったの3000円でだ。

これは、いわゆるスマートホーム家電というやつだ。
iPadをチョット小さくした画面付きのスマートスピーカーとも言える。

声で操作して、音楽を聴いたり、アラームを鳴らしたり、ユーチューブやネットフリックスをみたり、カレンダーの次の予定を確認できる優れものだ。
タッチ操作機能も一応あるから安心しろ。

俺とお前の勘違いと思い込み

John Tekeridis氏の写真(CC)

ここまで読んだお前はきっとこう思ってるんだろう。
スマート家電など持っていない自分には無用の長物だとな。

実を言えば、俺もそんなお前と同じだ。同じだった。
ワイ・ファイで照明だのコーヒーメーカーだのをやたらめったらにオンラインにしたがるなど馬鹿らしいと思っていた。

だから、今月かったGoogle Nest Hubもかつては不要と思っていた。
こんなものを買っても俺のクオリティー・オブ・ライフには寄与しないと信じ切っていた。

そして、そんな俺は間違っていた。
こいつを買ったことで、確かに俺の生活は豊かになった。

俺はこれをメルカリで買ったのでメルカリの話をする

公式サイトより引用

順を追って話したいのでメルカリの話をする。
メルカリが何か知ってるやつはこの段落は斜め読みでいい。

俺はいつも通り不用品をメル・カリで手放して手に入れたメル・ポイントを持て余していた。

メル・カリでは意外なものが高く売れ、最安値を付けていてもなかなか売れないこともある不思議な個人間取引のプラットフォームだ。
今回俺は家に死蔵してあったイヤ・フォンを処分することで3000円分のメル・ポイントをゲッツした。

まず、メル・ポイントというものが曲者だ。
メル・ポイントはメル・ペイという決済サービスと紐づいていて、
メルカリ以外でも使えるのだが、対応店舗が少ないので実質メルカリ専用の円天みたいなもんだ。

なので、メル・カリで不用品を売ってもそれはメル・カリでまた何かを買うということしかできない。

もしかしたら、賢いお前は売上金を銀行口座に振り込むことができることを知っているかもしれない。
だが、振込には手間のかかる本人確認と都度200円の手数料が発生する。
しかも末日締めで翌月10日振込というたまらない遅さだ。

万単位の売り上げが立ったのなら話は別だが、この売上金受け取りシステムは現実的ではない。

なので俺はメル・カリで売って得た金はほとんどメル・カリで使っている。
見事メル・カリの掌の上でころころと転がっているわけだが、
メル・カリが提供する物欲を発散する機会を享受するメリットは大きい。
なので、俺は今後もメル・カリの掌から出るつもりはない。

いや、前言は撤回する。
メル・ポイントはメル・ペイという決済に使えるという話をしたな。
対応店舗の中にTSUKUMOがある。
TSUKUMOといえばAKIHABARAの真っ黒いビルでおなじみの、
あの九十九電機だ。

たまったメル・ポインヨで良い買いものができそうにないなら、
TSUKUMOで必要そうなものを買うといい。
俺もこの間はメル・カリで出物がなかったので堅実にSDカードを買った。

2023年5月現在、SSDとSDカードが安いからオススメしておく。
カカクコムで最安値に近い値段かどうかちゃんと調べてから買え。

そして、そんなこんなで手にした3000メル・ポイントで俺は、
ふと気になったGoogle Nest Hubなるものを半ば衝動的に購入した。

購入の決め手となったのは、機能性と値段だ。

俺は普段Androidスマホを使っている。
カレンダーはGoogleカレンダーを使い、小さなタスクはGoogle Todo、
ファイルはGoogleドライブで管理しており、健康管理もGoogle Fitを使っている。

そんな俺がGoogle謹製のスマートホームデバイスを手に入れれば、
さらなる生活の高みに手が伸ばせるのではないか。
そう思った。

しかも中古品、たいていの場合使いこなせなくってすぐに箱に戻したようなもの、が3000円で手に入るのだ。定価15000円が、だ。
こんなものパーツ代にも満たないのではないか。

もちろん賢明なお前は今俺が話しているアイテムが型落ち品だとゆうことに気付いているだろう。
そうだ。このネスト・ハブは2019年に発売された古いアイテムだ。
2021年に第2世代モデルが発売されている。

が、しかし、第2世代と機能面で大した差があるとは思えない。
両方持っているわけではないが、十分なリサーチの上での結論だ。

そして、物欲ゆえに研ぎ澄まされた俺の直感がこれを買えとささやいた。
購入ボタンを押して3日後、俺のデスクの上にはネスト・ハブが鎮座していた。

ネスト・ハブで聴く音楽は素晴らしい

Lester Chan氏の写真(CC)

俺はネスト・ハブを書斎のデスクの端っこに置いて使っている。

今の今もフォールアウト4のラジオトラックを聴きながらこの記事を書いている。

俺はかつてはウィンドーズにYoutube MusicをインストールしてPCからアンプに接続したスピーカー、ないしはヘッドフォーンを使って音楽を聴いていた。

が、今では、ネスト・ハブから奏でられる音楽に魅了されてしまっている。

ネスト・ハブのスピーカーは音楽用としてみるに高級品とは言えない。
届いてすぐのうちはこのスピーカーはひどいものだと感じたものだ。

しかし、人間の慣れとは恐ろしい。
今や俺はネストハブのスピーカーからでるラジオのような音の虜だ。

つまるところ、スピーカーの良し悪しを超える利便性・生活にもたらす快適性をネスト・ハブは持っている。

ネスト・ハブは便利なタイマーでもある

Rosenfeld Media氏の写真(CC)

実のところ、俺のネスト・ハブの使用用途はそこまで多くない。
スピーカー付き音声認識ネット音楽プレーヤーとしてばかり使っている。

小さい画面でネットフリックスを見る事も先ほど試してみた。
ブレイキング・バッドを小さい画面で視界の端で流し見していたが、
思っていた以上に悪くない体験だった。

しかし、付け焼刃の印象・感想をあたかも実践しているかの如く語るのは
REALではないのでこれ以上は書かない。

音楽鑑賞以外に俺がREALに使っている機能と言えば、
音声認識によるアラームの設定と解除くらいだ。

例えば、1時間だけ仮眠をとりたいときなどに便利だ。
なんせ音声認識だけですべて済む。

「OKグーグル、1時間後に起こして。」
これでOKだ。とても楽だ。

スマッホをポチポチしてスワイプして、場合によっては新規のアラームを設定するなどという手間をかけなくて良い。

ネスト・ハブの俺のREALな使い道は正直これくらいだ。

いくつかある難点

Jesper Rønn-Jensen氏の写真(CC)
  • スピーカーの音がそこまで良くない。
    慣れれば気にならなくなるし、サイズにしては頑張ってる方だ。
    だが、まっとうなスピーカーで音楽を聴くことに慣れている人間には、
    最初のうちは違和感を感じざるを得ないだろう。
    そのうち慣れるが。

  • イヤホンジャックがついてないので外部スピーカーを使えない。
    せめてイヤホンジャックがついていればAUX接続が出来たのに、無い。
    別のスピーカーを使いたいならブルートゥース接続で音を出すほかない。
    ブルートゥースレシーバーを介してまっとうなスピーカーに接続すれば、
    良い音にはなるが、そこまでする手間に見合うとは思えない。

  • セットアップが難しい。
    もしお前がアイ=ティーに詳しくなかったり、機械音痴だったり、
    複雑な仕組みを紐解いて自分のものにしていくことに愉しみを憶えないのならば、あまりこのガジェットはおすすめできない。

  • 音声認識にこちらが合わせてやる必要がある。
    音声認識ができるといっても、ネスト・ハブはそこまで賢くない。
    今話題のchatGPTとは比べるまでもなく劣っている。
    何か好きな音楽があったとしても、確実に具体的に指示か、ジャンル程度のフンワリしたリクエストしか受け付けない。
    実のところ、それですらかなりの慣れを必要とする。

  • 他のスマート家電が欲しくなる。
    持っていれば100%つかいこなしたくなるのが人間の性だ。
    対応するスマート電球やスマート電源管理デバイスが欲しくなる。
    それは間違いない。
    このアイテムは間違いなく良いものだが、お前の物欲を刺激する。
    現に俺はスマート電球を買った。

総評

もしお前が機械に強くって中古品を購入することに躊躇いを覚えないなら、
3000円でこれは買いだ。

下記に3000円以下で状態の悪くない送料込みのネスト・ハブの出品リストへのリンクを貼っておく。

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