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物書庵初心週記帖

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本のこと、自然のこと、芸術のこと、スポーツのこと、食のこと、歴史のこと、経済のこと、身の回りのことなどなど… 自身の感性を磨いてくれるものについて綴る雑感雑記を書き連ねています。
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2020年3月の記事一覧

物書庵初心週記帖(12号)「守り(予防)と攻め(免疫力アップ)のバランスやいかに」

新型コロナウイルスの猛威は止まらず欧米、アフリカにまで急拡大している。国内でも感染者が徐々に増えているが、潜在的な感染者は何倍もいるであろう。テレワークや時差出勤が浸透しているのか、通勤電車の混雑は少なく通勤時のストレスが緩和されている。

国内外ともに株価は軒並み下がっており、リーマンショックというキーワードも飛び交っている。欧米諸国は先行していた日本よりも強固な外出禁止令を敷いている。一切休校

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物書庵初心週記帖(11号)「東日本大震災から9年」

2011年3月11日に発生した東日本大震災から9年が経過した。

愚庵はあの瞬間を定禅寺通りの一角にあるオフィスビルで迎える事となった。2010年の4月より転勤で仙台に住むことになったが、転勤前に連れ合いとアパートを探しに行ったのが仙台初上陸であった。そんな縁もゆかりもない仙台であの瞬間を迎えた事は、自分の人生にとって何かしらの意味があるのだろうと思っている。

これまでは拙文ながらも愚庵なりに推

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物書庵初心週記帖(10号)「亀戸天神の梅まつりを訪ねて」

暖かくなって冬ごもりから目覚めた虫が土の上に顔を出すという意味の、二十四節気でいう「啓蟄」が過ぎて、暦通りに春らしい陽気の日が増えている。どちらかというと、冬らしい日というのがほとんど無かったという方が近い印象で、長い目で見ると生態系さえも破壊してしまう地球温暖化の方が、短期的には転売目的でもないのに(テンバイヤーは論外)取り憑かれた様にマスクやペーパー類を買い求める人間の心の方が、コロナウィルス

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物書庵初心週記帖(9号)「利根川沿いをドライブ」

全国の小中高と特別支援学校に一切休校を要請という驚愕のニュースが飛び込んできて数日。各所で動揺が走っていたものの、やるしかないとなったら適応するのが市民の強さ。駅前、公園、コンビニや道端に若者の姿を見かけはするが、大きな混乱は出ていないようだ。

今回の判断、子供の安全を守るという気概は良い。打てる対策を思い切って打つ姿勢も悪くない。代替案なく批判しか出来ない野党よりは格段に上であろう。あえて一言

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