【研修事例】 「数字への苦手意識」を克服する魔法 〜データ分析・超入門(某大手食品会社)〜
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【研修事例】 「数字への苦手意識」を克服する魔法 〜データ分析・超入門(某大手食品会社)〜
研修事例のご紹介です。企業の人事・研修開発担当者はもちろん、ビジネスパーソンの皆様に役立つヒントになればと思います。
弊社の「データ分析・超入門」が某大手食品会社の従業員研修として採用。4時間のオンラインライブとしてご提供いたしました。
希望者によるカフェテリア形式ゆえ、学ぶ意欲の高い従業員が選抜されての開催となりました。主催側は若手の参加を想定して企画されたそうですが、思ったより中堅(あるいはベテランさんも)参加されているのが意外とか。それだけどの職種・階層にも必要なことだということでしょうか。
学ぶ意欲は高い。しかし「数字に対する苦手意識」は比較的強い方が多い印象でした。「超入門」というコンセプトの研修にしているのはそのためでもあります。
データや数字に対する感度が高い人には理解できないかもしれませんが、世の中にはどうしても苦手意識が拭えない、アレルギーに近い感覚を持っている人がたくさんいます。
数字=難しい
数字=めんどくさい
数字=カタい
数字=冷たい
捉え方は様々ですが、とにかくいい印象がないのです(笑)
しかしこれは私にも思い当たる節があります。
私は「スピリチュアル」なるものが苦手です。(唐突でごめんなさい) もちろんスピリチュアル自体を否定するものではありません。 救われている人もたくさんいるのでしょう。素晴らしいことです。しかし私はどうしても「宇宙が〜」とか「魂が〜」みたいなことを言う人とは正直、仲良くなりたいとは思えません。これはもはや個人的な思い込みや先入観のようなものでしょう。しかし人間は、このような個人的な思い込みや先入観でブレーキがかかる生き物です。
これと同じように、「数字」というものと仲良くなれないと思っている人がいます。そんな人たちにどうやって「数字」の話をするか。やってみよう、武器にしてみようと思ってもらえるか。これはなかなかの難題です。
多くの専門家や講師はここがとても難しく、そして面倒に思っています。だから自分の得意なこと、より専門的なことを話したがります。その気持ちは私にも痛いほどわかります。しかしそれでは永遠に変わりません。
あなたもそう思いませんか? ならば、「超入門」を教えることはさらに難しいのです。弊社(深沢)は常にそこにチャレンジしています。おそらく日本で誰よりも。
「数字への苦手意識」を克服する魔法。
私はそんな研修を提供しています。これからも続けます。
さて、この日の研修のハイライト。
最後の時間帯に行ったディスカッションを通じて、ある参加者からこのようなコメントがありました。
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