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【研修事例】 「数字への苦手意識」を克服する魔法 〜データ分析・超入門(某大手食品会社)〜


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34冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家の紡ぐ文章。国内唯一のビジネス数学・教育家である著者が、独自の目線でビジネススキルを解き明かします。著者は大手企業のビジネスパーソンからプロ野球球団・トップアスリートまで述べ2万人に「ビジネス数学」を指導。結果を出す人の思考法を熟知しています。

毎週3回程度のペースで、企業研修で提供する具体的なトレーニングコンテンツや事例の紹介などを書籍化レベルで公開。スキルアップを目指すビジネスパーソンはもちろん、人材育成や研修開発のヒントが欲しい人、あるいは著者のようにビジネス数学を教える講師活動をしたい人にもヒントが盛り沢山の連載マガジンです。

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【研修事例】 「数字への苦手意識」を克服する魔法 〜データ分析・超入門(某大手食品会社)〜


研修事例のご紹介です。企業の人事・研修開発担当者はもちろん、ビジネスパーソンの皆様に役立つヒントになればと思います。

弊社の「データ分析・超入門」が某大手食品会社の従業員研修として採用。4時間のオンラインライブとしてご提供いたしました。


希望者によるカフェテリア形式ゆえ、学ぶ意欲の高い従業員が選抜されての開催となりました。主催側は若手の参加を想定して企画されたそうですが、思ったより中堅(あるいはベテランさんも)参加されているのが意外とか。それだけどの職種・階層にも必要なことだということでしょうか。


学ぶ意欲は高い。しかし「数字に対する苦手意識」は比較的強い方が多い印象でした。「超入門」というコンセプトの研修にしているのはそのためでもあります。
データや数字に対する感度が高い人には理解できないかもしれませんが、世の中にはどうしても苦手意識が拭えない、アレルギーに近い感覚を持っている人がたくさんいます。

数字=難しい

数字=めんどくさい

数字=カタい

数字=冷たい

捉え方は様々ですが、とにかくいい印象がないのです(笑)

しかしこれは私にも思い当たる節があります。

私は「スピリチュアル」なるものが苦手です。(唐突でごめんなさい) もちろんスピリチュアル自体を否定するものではありません。 救われている人もたくさんいるのでしょう。素晴らしいことです。しかし私はどうしても「宇宙が〜」とか「魂が〜」みたいなことを言う人とは正直、仲良くなりたいとは思えません。これはもはや個人的な思い込みや先入観のようなものでしょう。しかし人間は、このような個人的な思い込みや先入観でブレーキがかかる生き物です。

これと同じように、「数字」というものと仲良くなれないと思っている人がいます。そんな人たちにどうやって「数字」の話をするか。やってみよう、武器にしてみようと思ってもらえるか。これはなかなかの難題です。

多くの専門家や講師はここがとても難しく、そして面倒に思っています。だから自分の得意なこと、より専門的なことを話したがります。その気持ちは私にも痛いほどわかります。しかしそれでは永遠に変わりません。

何事も「入門」を教えることが一番難しい。

あなたもそう思いませんか? ならば、「超入門」を教えることはさらに難しいのです。弊社(深沢)は常にそこにチャレンジしています。おそらく日本で誰よりも。

「数字への苦手意識」を克服する魔法。

私はそんな研修を提供しています。これからも続けます。

さて、この日の研修のハイライト。

最後の時間帯に行ったディスカッションを通じて、ある参加者からこのようなコメントがありました。

「これまでデータを扱っていて、とても時間がかかっていました。それがなぜなのか、今日の研修でよくわかりました」

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著者は国内初ビジネス数学検定1級AAA認定者であり、国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(日本数学検定協会認定)です。大手企業のビジネスパーソンからプロ野球球団・トップアスリートまで述べ2万人に「ビジネス数学」を指導。結果を出す人の思考法を熟知。ここだけの表現が書籍化レベルで随時公開されていきます。ビジネス数学を学びたい。学ばせたい。教えたい。そんな人は必読です。

国内唯一のビジネス数学・教育家であり、35冊のビジネス書・教育書・小説を書いてきたベストセラー作家が紡ぐ文章。独自の目線でビジネススキルを…

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