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【授業】なぜ数値があっても意思決定できないのか 〜深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」〜
深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」
Vol.61 2021.4.13号
ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。
この配信型授業はあなたの数学的思考力を飛躍的に高めるヒントをお伝えするものです。多くの大手企業やプロスポーツ団体などに採用されている研修プログラムがベース。実践し続けることでビジネスで使える数学的思考が身につきます。
数字と論理で考える力は説得力あるロジック作りに役立ちます。それはつまりビジネスコミュニケーションの質が劇的に高まる。それは突き詰めていけば、あなたの「稼ぐ力」を高める。これがこの授業のコンセプトです。
ではさっそく始めましょう!
【メイントピック】なぜ数値があっても意思決定できないのか
本日も学びのためにお時間をとっていただき、ありがとうございます。
テーマを「意思決定」としてお話をしてみたいと思います。
意思決定とははっきりさせることだと思います。
例えばランチを食べるときに注文をする行為。
これもまた意思決定ですが、何を食べるかをはっきりさせる行為でしょう。
一方、数字はこの世でもっともはっきりした言語です。
「1」は世界中どこに行っても共通して「1」であり、「1」と「2」は明確に違います。
数字ははっきりしている。
だからはっきりさせる行為にあたる意思決定には役立つ。
ここまでに異論はないと思います。
では本題に入りましょう。
まずはこんな問いをご用意しました。
Q
あなたはビジネス数学を学びました。データにも強くなりました。
これであなたはどんな時も意思決定ができますか?
もし「YES」ならばこの授業の役割は(早くも)終わったことになります。
しかしどうでしょう。
多くの人が「YES」とはっきり言い切れないのではありませんか。
例えば意思決定というテーマである研究がされているとします。
学者が分析し、体系立て、意思決定とはこういうものであると説明してくれます。
MBAなどを取得するような方であればビジネススクールで意思決定について学ぶことでしょう。
興味ある方はぜひ学んでみるといいと思います。
しかし、果たして人間はそれを理解できたら意思決定ができるようになっているのでしょうか。
先程の問いは、そういう意味です。
ちなみに私は「NO」と考える立場です。
どれだけ学問をして知識を豊かにしても、実はそれだけでは人は意思決定することはできません。
2行で表現するとこうなります。
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深沢真太郎の「稼ぐ力がつく! 数学的思考の授業」
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