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月刊文芸誌『文活』 | 生活には物語がみちている。

noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。▼価格は390円。コーヒー1杯ぶんの値段でおたのしみいただけます。▼詳…
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2021年3月の記事一覧

【2021.03】今月の #文活 をふりかえります

みなさん、こんにちは!ノベルメディア『文活』です。 こちらの記事は、毎月末、ノベルメディア『文活』がその月にどんな活動をしたのか、読者のみなさんが #文活 をつけてなにを投稿してくださったのか、などをふりかえっていきます。 文活は今月、なにをしたの? 〈03.10〉3月号「うたう」を刊行 「うたう」をテーマとして、文活3月号を発刊しました。登場人物が歌にのせた思いが文章からも響いて伝わってくるような、そんな小説を6編ご用意しました! 〈03.14/03.17〉3月号「う

【文活3月号ライナーノーツ】西平麻依「午前0時の恋人」

1. ある個人的な思い出について大学生の頃、画廊喫茶のアルバイトをしていた。 「時給800円。誰にでもできる仕事です」 ほとんどの学生に見向きもされない、学生課の掲示板が私の目に留まった。誰にでもできるのなら、きっと私にもできるだろう。おそるおそる面接に行ったら、すぐに採用された。古めかしいビルの2F、お客のほとんど来ない画廊の受付嬢として。 それから一年ほどが経った頃、画廊喫茶のホール業務を兼務してくれないだろうかとオーナーから相談された。同じビルの1Fで、オーナーの

【文活3月号ライナーノーツ】みくりや佐代子「ベイビー、アイラブユー」

こんにちは。みくりやです。 ノベルメディア文活3月号、いかがだったでしょうか。 毎回素敵な小説が揃っているので、決して一日で読み切ろうとせず、急がずのんびり一つずつじっくりと読んでいただけますと嬉しいです! そして文活の作家が輪番で担当するこのライナーノーツ。 今月の担当となりましたので、わたしが日ごろ考えている「小説について」「文章について」の個人的見解をさらけ出して書いてみます。 <目次> *「正しい日本語」にこだわってません *あなたの「上手い下手」は知らんけど

【文芸誌・文活3月号】「うたう」をテーマに6編の小説をおとどけします。

今月のテーマ : 「うたう」今月の小説のテーマは「うたう」です。 卒業式で歌ったうた、カラオケで友達とさわいだうた、誰もいない夜道でひとり口ずさんだうた。わたしたちはいろんなところでうたをうたい、だれかのうたを聴いて感動をおぼえます。 今回の文活では、そんな「うたう」をテーマに、歌に込められた思いが文章からも響いてつたわってくるような、6作品をあつめました。 ぜひじっくりと、たのしんでいただけるとうれしいです。 【お知らせ】ライナーノーツ(作品解説)を文活マガジン内で