コロナを越えて⑳財産は人 互助が大切
ギャラリー喫茶「好文舎」経営 宇野貴佳氏
※文化時報2021年11月1日号の掲載記事です。
京町家を活用したギャラリー喫茶「好文舎」(京都市上京区)を経営する宇野貴佳氏(43)は、浄土宗金剛寺(中村徹信住職、京都市東山区)の「おてらカフェ」を企画した。視覚障害者の支援を目指した活動は交流の場づくりへと変化し、今では新型コロナウイルス感染拡大で疲れた人々の心を癒やそうとしている。「互いに手を差し伸べ合うことの大切さに気付く機会になった」と、コロナ禍を前向きに捉えている。(