【能登半島地震】墨書に見る希望 八坂神社で書家の僧侶が作品展
※文化時報2024年11月19日号の掲載記事です。
元日の能登半島地震で被災した石川県七尾市。本堂と鐘楼堂の解体を余儀なくされた真宗大谷派願正寺では、書家の前住職・三藤(みつふじ)観映氏が、書を通して希望を見つけようとしている。「言葉は凶器にも、救いにもなることがある」。利き手の右手を動かせなくなった自らの困難を乗り越え、再建のために左手で書をしたためる。(松井里歩)
野村宮司が呼び掛け
10月25~28日、三藤氏と弟子の僧侶・神職らによる書作展「墨縁が結ぶ神仏習合