「文學界」2023年11月号の内容をご紹介します
「文學界」2023年11月号の目次を公開します!
11月号は、10月6日(金)発売です。
また9月号から電子版も配信がスタートしております。今号の電子版の配信は10月11日(水)より順次開始します。
どうぞよろしくお願いいたします。
創作
長嶋有「シーケンシャル」
僕とMSXを乗せて、バスは狛江の町を回る。思い出すのは80年代、パソコンを「やっていた」僕らのこと――
杉本裕孝「ジェイミー」
奥野紗世子「享年十九」
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 最終回
【noteで公開中】対談
高瀬隼子×市川沙央「小説家になるために必要なもの/差し出したもの」
「芥川賞」はどんな賞? 「それはご自身の話ですか」にどう答える? 経験と創作、当事者性の問題に迫る初対談
⇩noteで全文公開中です!
⇩高瀬さんの新刊の情報はこちらから。
柴田聡子×川野芽生「言葉を空に投げる」
ミュージシャンで詩人の柴田氏と、歌人で小説家の川野氏が、文学と音楽の世界から「ことば」をみつめなおす
【noteにて試し読みできます】特別インタビュー
吉本ばなな「思想だけが人と人を繫ぐーー「小説家としての生き方」を語る」
⇩noteで一部公開中です!
新連載
真山仁「秘すれば花――玉三郎の言葉」
三十年の交友を持つ筆者が、折節に耳にした言葉から坂東玉三郎の人と芸の真髄に迫る
金川晋吾「でもだからこそ日誌」
通り過ぎていく日々や景色を、切り取り、愛しみ、問い直す。気鋭の写真家によるエッセイ
批評
四方田犬彦「零落の賦」 新連載第二回 神々の流竄
リレーエッセイ 私の身体を生きる
藤原麻里菜「捨てる部分がない」
巻頭表現
千種創一「Coin Laundry」
エセー
榎本空「『母を失うこと』についてのもうひとつのノート」
平沢逸「書きたさと書きたくなさのミルフィーユ構造」
Author’s Eyes
大島育宙「不完全訃報マニュアル」
強力連載陣
砂川文次/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/江崎文武/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理
文學界図書室
小野正嗣『あわいに開かれて』(東直子)
町屋良平『恋の幽霊』(児玉美月)
表紙画=柳智之「ヴィスワヴァ・シンボルスカ」