来春の朝ドラ『らんまん』は天才植物学者が主人公! 私の推しに近づいてくる
毎日「これはオダギリジョーだから許されるんやぞ」と思いながら、穏やかなカムカムを視聴しているのだが、先日、早くも来春の朝ドラについてのビッグニュースが飛び込んできた。あれ? 次の朝ドラは『ちむどんどん』。その次はなんだっけ? あ、『舞いあがれ!』だった。
新情報が出たのは、その先の朝ドラってことか。遠いなあ……。そんなこと言いながら、1年あっという間に過ぎるっていうのがお決まりである。
2023年度前期の朝ドラは『らんまん』。
主人公は、明治から昭和の混乱の時代に生きた天才植物学者。神木隆之介くんが演じるという。朝ドラと言えば“新人発掘の場”という意識は、遠い昔のこと。そっかそっかー、神木くんもついに朝ドラの主人公を演じるのか(涙)。
そんな感慨深さは置いといて、個人的に気になるのが実在する植物学者・牧野富太郎をモデルにして、大幅に再構成した内容になるというアナウンス。なんですと! ?
「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎といえば、いろいろ(いろんな意味でのいろいろ)東京大学とゆかりのある植物学者。
東京大学&植物学と聞けば、私はもう「小石川植物園」しか思い浮かばない。そう! 私の好きな本草学者がかつて勤務していた植物園である。「お前の好きな学者の勤務先なんか知らんがな!」と怒らないでーー。
それについては、こちらのnoteをご参照ください。
私の推しが小石川植物園にいた時代と、牧野富太郎が小石川植物園に足を運んだであろう時代が、完全に一致しているのだよ。こ、これは偶然なのか? それとも必然なのか? 主人公のモデルでもないのに、ドキドキしちゃったよ(笑)。もももも、もしかして、登場人物のひとりにいるってことはないのだろうか。あったらいいな。ないだろうか。どうやら富太郎とは交流があったようなのだ(ぶんぶんどー調べ)。
いえね、ドラマ脳だから、勝手に「いつか彼を主人公にしたドラマがないかしら」「なんなら大河ドラマでも!」(←彼の地元ではそんな動きは一切無いが)なんて壮大なる妄想が広がっていたもので、せめて朝ドラの脇を固める役のひとりにでもいたらなと思って、今このnoteを書いている。
もしもまた東京に行く機会があったら、絶対に再訪したい小石川植物園。
今は梅が香っている頃だろうか。
あー、植物を愛でたい。