7月31日はGLAYの日。
表題の通り、今日7月31日はGLAYの日。
1999年7月31日、幕張メッセ駐車場特設ステージにて「GLAY EXPO '99 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」(通称20万人ライブ)が開催されたことに由来する。
ファンにとって感慨深いこの日に公開されたのが、8月12日シングル発売にあわせて配信予定のオンライン・野外フリーライブのティザー映像。
ちょっと待て。
野外だから色々想像していたけれど、解禁となった映像が想像のはるか上をいく「野外」だった(笑)。
確かに野外だね、うん。
壮大なるソーシャルディスタンス。
どうやらこれは、地元・函館のとある山らしい。
ちなみにこのnoteのヘッダー写真は、函館市観光課の観光画像ライブラリー(函館PR用フリー分)よりお借りした夏の函館山からの眺め。GLAYファン(GLAYER)にとって、函館は聖地、憧れの地。いつか絶対に行くんだ。
ここ一ヵ月ほどの間にフォローしてくださった方々には、その匂いを微塵も出していないはずだが、私は長いことGLAYERだ。そのことに関して、過去に散々周囲から笑われたりもしたが(なぜ笑う?)、一向に醒め止む気配がない。まさに、ドラマ『やまとなでしこ』最終回での桜子さんの名台詞「残念ながら、あなたといると私は幸せなんです」状態なのだ。
私がGLAYのファンになったきっかけは、こちら。
これを書いた頃、夏には世界がどうにか持ちこたえ、光が見えるのではないかと思っていた。でも甘かったね。世界にも自分にも光は見えないままだ。
2年前、長年勤めた会社で「もうやってらんねー!」事件が起きてプッツリ糸が切れ、結果同業のフリーランスになった。1年前の夏頃は、何でもかんでもこなして頭も体もパンク状態。突如始まったフリーで、人生初の10円ハゲもできたし(仕事せずにステイホームしたら治りました)、皮膚炎にもなったし、コンディション最悪だった。それでも、翌年もなんとか仕事がありそうだから、がんばらねばと思っていた。まさかこんな2020年が来るなんて、まったく想像していなかった。
何を目標にすればよいのか、何を楽しみに生きていけばよいのか、さっぱりわからなくなった。
そういうことは、今までにもあったよな。あった、あった。
もがきの中にいる自分に、いつも歩幅をあわせてくれたり、先に走って行って「こっち、こっち!」と先導してくれたりする。それが私にとってのバンド・GLAYなのだ。曲云々だけではなくて。「好きなことを仕事にして、自分も楽しく周りも楽しく。だけど、ちゃんと経済もまわしていく」っていう生き方のセンス(と勝手に私が思っているんだけど)が、もうべらぼうに好き。
なんだろう、この変な信頼(苦笑)。
昔ラジオのレギュラー番組で、「あの、まあGLAYの曲ももちろん聴いてほしいんですがっ! いろんな方のかっこいい曲はたくさんあるので、他のミュージシャンの曲もどんどん聴いてほしい!!」とよく言っていたTAKURO(社長)。「あのね、雑誌のインタビュー記事とかでオレいろいろ答えてるんだけど、あれ半分ぐらいウソだから(笑)。君たち、全部を信じたらダメ!」とか平気で言うTAKURO(社長)。
たぶんこの辺りの発言で、「あ、リーダー信用できる」って勝手に思っちゃたんだよなあ。そう、勝手に。そして4人のバランス感覚も好き。
その歌に、生き方に、存在に、いつも勝手に励まされている。
毎年7月31日がやってくると、あの日を思い出す。チケットを持っていたのにライブに参加できなかった1999年7月31日。そして12年後、ようやく参加した幕張メッセ国際展示場での「HAPPY SWING 15th Anniversary SPECIAL LIVE 〜We Love Happy Swing〜」。
自分の体がこの世界からなくなっても、間違いなくずっと好きなライブバンドだ。