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BUN-1グランプリ2024ノミネート作品紹介⑥

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』

大前粟生 河出書房新社

もう笑ってごまかさなくていいよ。

【書店員から、ここがおすすめ】
読みながらぐるぐると考えずにはいられない作品。 どうか最後の一文まで読んで欲しい。 大丈夫?と聞かれて、大丈夫、と答えてしまうあなたへ。 この作品があなたという存在への肯定となることを祈って、推薦します。

【出版社からひとこと】
ノリでいってしまえばいいのかもしれないけど、そうできないのはなぜだろう。みんなが無理なく楽しめているらしい“恋愛”にしっくりこない主人公・七森。「考えすぎ」という声を軽やかに跳ねのける、しなやかな強さに貫かれた傑作。
(河出書房新社営業部 村田真衣)


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