「ともにつくる」をつくる。
コクレオの森が大切にしている「ともにつくる」
「箕面こどもの森学園」では、大人も子どもも一人の人として多数決はせずに、対話を通して物事を決めていく。
「こそだての森」でやっている「森のアトリエ」も参加者をお客さんとはせずに、準備から声をかけて一緒にやる。焚き火の後始末を最後までやってくれる人も。
「ミライの森」の「1日がっこうと里山ロハス」では、地域の人たちが講師となって講座を開いたり、人にも地球にも優しいお店が集まってマルシェを開く。
大事にしている「ともにつくる」だけど、難しいなぁと思うところも多々ある。
例えば、NPO全体のことや今後の方向性を決めていくとても重要なミーティングである「運営委員会」はいつのまにかほとんどのメンバーが学園のスタッフに。
NPOの会員さんとともにつくりたいんだけども、なかなかともにつくるまでたどり着くのって難しい〜それぞれ家庭や仕事もあるからな〜
改めて、今ともにつくってくれている人たちに感謝。
こんなことを思っているときに「協力のテクノロジー」という本に出会う。この本はいろんな協力の形、特に多様な人と協力関係をつくるための誰でもできる技術を紹介していて、とても面白い。
これを読みながら、「なるほど。目的が違えど、それぞれ得られるもの(相利)があれば異質な人同士でも協力できるのか」とか「役割があって、その人たちが活躍できる舞台があるって大切だよなぁ〜」とかいろんな気づきが起こる。
そういえば、自分って人が組織の中でその場にいる人たちが、イキイキと動いてる様子が好きで、そういう場をつくれたときが嬉しいんだよなぁと思い出す。
これは、普段こどもの森で低学年クラスの人たちと関わっているときも、里山ロハスや個人のイベントをやっているときも、大学生のときにキャンプリーダーをやっていたときもずっと同じ想い。
「『ともにつくる』をつくる」そんな場がつくれる人になりたいなぁ〜
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