成長のためのストレスを与えてくれる人は貴重
最近企業のコンプライアンスを考える的な会に参加させられたしたbuenaです😎
令和の時代となり、あらゆるハラスメントに厳しくなりましたね😟
これによって、これまであまり表に出なかった法や条例に触れるレベルのハラスメントはかなり減ったのではないでしょうか?
一方で、その副作用として、仮に相手のためを思った行動だとしても、「相手にストレスを与える行為」はなかなかできない世の中になりました。
本来はストレスを与えること=ハラスメントではないはずなのですが、世間のハラスメントの声が大きくなった結果、
「本音は注意すべきだと思うけど、ハラスメントと言われるのが怖いからやめておこう」
となりがちな社会になってしまったのです😂
部下育成においても、成長のためにはストレスが伴うケースが多く、ずっとコンフォートゾーンにいるようでは大きくなれない。
そこを自律的に飛び込める人財なら何も言うことはないですが、仕事ができない人の多くはストレスから逃げる人だったりもします😅
上司の立場としては非常に難しく、ストレスを与えながら、相手がハラスメントと思わない範囲の仕事や課題を与える必要があるわけです。
(ラーニングゾーンともいいますね)
ここで難しいのは、ハラスメントかどうかは受け手の感情だけで決まるという勘違い😅
もちろん受け手の感情は大きな要素ですが、それだけで判断されるものではないという意味です。
本来、ハラスメントは与えた仕事の量や指示の仕方が適切かどうかの客観的判断に基づいて決まるものであって、客観的に問題ない状況で苦痛を受けたと言っても成立しないはずなんですよね。
例えば、
「その資料、印刷しておいてくれる?」
と簡単な指示を出したとき
「私にそんな雑務をさせるなんて、許せない」
みたいに受け手が発狂しても、それでパワハラが成立するとは限らないわけです。
また、そのワンシーンを切り取っただけでは断定できず、それに至る経緯とか背景があってのものでもありますね😀
最近ホットな兵庫県知事のパワハラ疑惑の話についても、その白黒は客観的に判断するプロフェッショナル組織の裁定が出るまで分からないのに、メディアが黒判定のように扱って荒れましたね。
ここについては話が逸れるので割愛しますが、少なくても今の社会は「弱い立場の人がストレスを受けた」となると、すぐに「ハラスメント」という言葉が出てくるようになってしまったのです😂
これは良い点もありますが、緩い社会が形成され、あらゆる人の成長や発展が減速するリスクを伴うのでは?というのがこの先の話😨
上司視点になると、それが本当にハラスメントかどうかよりも、「ハラスメントと言われること」を避けたいとなります。
みんなこのタイトル画像に使ったおじさんみたいになりたくないですから。笑
(メイプル楓さんの画像、いつも使わせていただいてますが、センスに溢れていて大好きです☺️)
未然防止の観点からすれば、ある意味適切な考えですし、自分もそうなりそうです😅
しかし、
それで本当にいいのだろうか??
とすご〜く思います😨
昔は職場で上司から本音のお叱りや、人格否定スレスレの指摘があったりしましたが、今はほとんどない世の中です。
それは平和でいい世界なのかもしれません。
一方で、他人から変に思われている部分や、もっとこうしたら成長できるのに、というアドバイスやお節介もされない時代になりました。
つまり、悪い点は自分で気づくしかない😨
本音を言い合える仲の良い友人や、家族なら指摘できると思いますが、職場の上司や先輩は結構難しいですよね。
仕事だけじゃなくて、結婚もしかり。
お節介で繋いでくれたり、いい人を紹介してくれる人って少なくなりましたよね?
なぜなら結婚どころか、彼氏彼女がいるかどうかを聞くだけでハラスメントのリスク大、そこに触れることを避ける時代になってしまったから😂
はじめは嫌々紹介されたけど、その人がとてもいい人で結婚に至る可能性は全然あって、なんなら昭和は多くがそれだったと聞きます。
しかし今はハラスメント文化になり、「その瞬間は嫌な思いをしたけど、最終的には良かった」みたいなことが起こりにくい時代になっちゃいました😂
だからこそ、自分の気持ち(本音)を発信していくのが大切😀
部下から「成長のためには必要だと思うんで!」の一言があるだけで、上司のやりやすさらかなり変わります。
後輩から「いい人いたら紹介してくださいね☺️」をもらえたら喜んでいい人を探します(ただしお節介はしすぎないw)
そういうことを言わなくても察することができる上司が理想なんですが、察して行動するのは難しさとリスクを伴うので、本音の発信をもらえるとやりやすいということです。
(それが本音なの?とかいう議論もまたありますけどね😅)
ということで、まとめます。
・今回の話は若手向け、部下の立場の方向け
・ハラスメントを避ける時代になった
・だからこそ、自分が成長や変化をしたい場合は、周りに本音の発信をしてみるのが良い
というnoteでした😀
それではまた、バーイ😎