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年収を見せ合える仲って貴重

ぼくはお金が好きです。


報酬のために働いています。



これは上司にも明言しており、社会的責任とか使命感とかそんなものは基本的になく、お金をもらうために働いています。



給与明細は毎月必ずチェックし、前月の労働を振り返る。ぼくの中の毎月の恒例イベントです。





そんなぼくは、前職の時から同期内で「年収バトル」と称して毎年1月末〜2月頭に一盛り上がりするのが好きでした。
源泉徴収票をもらうのがちょうどその時期なので、同期何人かで集まり披露し合う。そしてそれぞれの数字を見て一喜一憂する。扶養家族が3人いるぼくは周りより少し多め。それでもみんなでワイワイと「バトル」出来ていたのは、全員が入社同期でかつ同じような役職だったからに他なりません。




職は変わり、今の仕事は年俸制になりました。
年度始めに、その年度の報酬が発表され、ボーナス以外の額を12で除して毎月支給される。

報酬では固定残業代があり、とある労働時間を超えた分は別途支給されますが、メリハリワーカーからしたら基本的に「毎月決められた額」を貰う。月の残業時間は1時間だろうが30時間だろうが支給額は同じ。かつてやっていた前月の労働を振り返るというイベントが残業時間をチラッと見るくらいになってしまいましたが、今でも給与明細を見るのは好きです。





以下の記事で、出張に行った話を書きました。そして、ちょうど出張の頃、新年俸が発表されました。


ここで出会ったRちゃんは新年俸が発表されたこととその見方を分かってなかったので、見方を教えてあげるよーなんて言いながら、しれっとRちゃんの新年俸を本人と同時に見てしまうなんていうことがありました。
えー、私の見たんだから見せてよーなんて言われながらぼくのも見せる。このような仲って貴重なんだなと思います。


お互い入社時期がほぼ一緒で役職などもほぼ一緒なので軽々しく出来るこの行為も年次が経って役職が付いてきたりしたらしづらくなるのかなって思うと寂しいような気がします。





ところで、ぼくの上司は、ぼくの倍以上の年俸をもらっています。

そんな上司に、年俸を見せ合ったりする仲の人っているんですか?と問うたら、


いやーもうさすがにいないなぁ。あ、○○くらいだなぁと答えてきました。

○○さんは、上司と同い年、同じ役職の方です。



あのレベルまで行くとそうなってしまうのかな…と思うとともに、くだらないことができる今を楽しもうと思いました。また、見せ合うことの出来る仲間を大切にしたいなとも思いました。


(了)

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