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神の声に従う

タイトルは非常に怪しいものですが、
表現としてはまさに これしかないという感じでした。

0から一気に100に上げるような極限的な下手(したて)。

自意識だけでは難しいというのを感じました。

で、そこにタイトルの単語が出てくるのですが、
下手をやるものの、上手(うわて)のように何もしない。

そうすると神の声が聞こえる。
そしてそれにタイムラグ0で従い、極限の下手を打ち込む。

まだ余地はあるものの、
0から100が成立したように感じます。

それはとても怖い瞬間でもあり、逃すと「!」と気づく。

でもこの神の声に全部委ねて打つと結構入れたりする。
(入れない場合があるのは上手が良すぎる)

この委ねは上手にのみ起こるのものだと思っていたのですが、
下手も突き詰めていけば同じなんですね。

要求される事は、上手も下手も同じなんだと感じます。
無論、神の声と言っても何か喋ってるわけではありません。

無時間的なある種の直感が、ふと生じるのです。

2014/10/12 植村 健司