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【DTM】作曲におけるストリングス・アレンジ[ストリングス・アレンジの考え方]

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■ストリングスのボイシングの基本■

ボイシングとは…
どの音を最高音位や中間音位に配分するのか、どの音を重複させるのか、それぞれの音をどのオクターブに置くのか、それらの音をどの楽器や歌に担当させるのか、転回形を決定する最低音位にはどの音を配分するのか。

 チェロをここではバスで扱う。

 上から順に1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。

 オープン・ボイシング(1小説目)の基本は、下のように1オクターブ以上離れたボイシングになっていること。
(2小説目はクローズ・ボイシング)

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 それを各楽器のスコアで表すと下のようになる。ヴィオラのハ音記号をうまく出せなかったので、ここではト音記号で表現しています。コントラバスの部分をBassesという楽器で表しています。コントラバスのの記譜法でチェロのオクターブしたという決まりがあるが、うまく出力できませんでした。音は低いものの実際はチェロと同じ位置に記譜されます。

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 実際の音は下のようになります。

 各5線譜の中で均等に広がって見える。

 MIDIキーボードは61鍵あったほうがボイシングが把握しやすい。ストリングス・アレンジを本腰入れてやるならMIDIキーボードも見直した方がいいらしい。


■2ndヴァイオリンの役割■

2ndヴァイオリンの役割は

①4声体でいうアルト的なパートの担当

②1stヴァイロインと同じ音域でユニゾンしメロディをより多い人数で演奏する

③1stヴァイオリンのオクターブ下でユニゾンしメロディに厚みを持たせる

④1stヴァイオリンがメロディを演奏しているときにディビジ(1つのセクションの中で2声/3声のハーモニーを作る)してコード感を出す

左から1小節ずつ①〜④に対応した譜面である。

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■次回へ続く■

次回はパッド的なストリングス編で今回のストリングスのボイシングの基本の続きです。

ストリングス難しすぎ!


参考文献:SoundRecording2012年11月号


BU(◎)DOH

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