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【DTM】作曲におけるストリングス・アレンジ[いつストリングスを入れるか・奏法]

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■いつストリングスを入れるか■

 アレンジの初めからストリングスが入ることがわかっている場合、ピアノのボイシングや中低域にどの楽器を使ってどういう動きをさせるのかは大体想定できる。

 歌中でC-F-G-Cというコード進行があった場合、間奏を次のように、C(onE)-F-G-Am(onF)というリハーモナイズ(コードの流れに変化を加えること)をしてE-F-G-Fと凸凹しないようにアレンジできる。

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 ところがすでに完成してしまったオケにストリングスアレンジを加える場合は話が違う。ベースの動きは変更できないので、チェロとコンバスを使う/使わないから考える。

 既にベースが入っている場合、コンバスを使う必要はまずない。チェロはベース以外の楽器の音域に注目し、エレキギターが入っていればチェロとぶつかるので無理して使う必要はない。

 同様にベーシック・アレンジが済んだオケにストリングスを入れる場合、メロディを演奏している楽器よりも高い音域に1stヴァイオリン配する事が多い。ボーカルなどのメインのメロディーをあるとと想定し、その上にソプラノパートをのせるイメージ。

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 オーケストラ・アレンジのようにオケ全体のシンフォニック(交響曲)な動きを必要としている場合と、ポップスやロックのアレンジとしてストリングスを導入する場合とは意味合いが違うと考えた方がいい。


■ソフト音源に用意されている主な奏法■

・レガート

音を途切れさせずに、つないで滑らかに演奏する

・スタッカート

楽譜に書かれた音符より短く演奏する

・ピチカート

弦を指で弾いて演奏する

・トレモロ

同じ音や複数の音を細かく繰り返して演奏する

・トリル

隣り合う音を細かく繰り返して演奏する


■ストリングス・アレンジの基礎■

以上がストリングスアレンジの基礎でした。

好きなように音を重ねても問題ないものの、ある程度基礎を理解した上でアレンジすると音に広がりが出て趣のある曲の仕上がりにつながると思います。

がんばりましょう。


参考文献:SoundRecording2012年11月号


BU(◎)DOH

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