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いま正社員にスカウトされても、わたしはフリーランスのままでいることを選ぶ

フリーランスをしていて、とってもありがたいことに、クライアントから「ウチの正社員になりませんか?」と声をかけていただくことがあります。

声をかけてくださるクライアントは、社員皆さんのレベルがとても高く、わたしが転職活動をしても、とうてい採用されないであろう企業。
わたしのことを評価してくださっているのだと思うととてもうれしいし、ありがたいです。

でも、丁重にお断りしました。

フルタイムの正社員であれば、残業なしだとしても、1日8時間で、一か月160時間程度は会社にコミットする必要があります。
でも、その分、毎月安定したお給料がもらえるし、仕事を休んでも有給休暇があるし、産休育休も取れます。それに、社会保険料は半分会社が負担してくれるし、年末調整もやってくれます。
会社員だと社会的な信用があるのでローンなどが通りやすいというメリットもあります。一流企業ならなおさらです。

そんなメリットを捨ててまで、わたしはフリーランスでいることを選んでいます。

フリーランスは、仕事を請ける請けないは自分次第。

少なくとも、誰かに命令されてやりたくない仕事をイヤイヤやるようなことはありませんが、それと引き換えに、ある日突然仕事がなくなってしまうリスクはあります。

普段の業務と並行して案件獲得のための活動を続ける必要がありますが、わたしはその試行錯誤も苦にならずとても楽しく感じています。
同業の方や新しい取引先の方など、いろんな人に出会えることには会社員では得たことのないワクワクがあります。

フリーランスになったのは子育てと仕事の両立を目指したことがきっかけでしたが、自分でやれる仕事、やりたい仕事をコントロールできる今の働き方が自分にとってとても心地よいのです。

ただし。これはあくまで、いまのわたしの考えです。
子育てから手が離れたら会社勤めに戻りたくなるかもしれないし、このまま細々とフリーランスをやっているかもしれません。

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