進化の過程で身に着けたものを人間はずっと持っている!~ヒトの脳にはクセがある~2024年64冊
動物学者?脳科学者の方が書いた「人間」
という生き物に対する本です。
サブタイトルがトピックの本ですね。
脳にクセがあるというよりも、
動物行動学的人間論です。
なんで人間は涙を流すのか
文字より漫画の方が頭に入るのはなぜか
火とかヘビとかに恐怖を感じるのはなぜか
数学や物理が苦手なのはなぜなのか
などなど
いずれにしても主張としては、
狩猟民族だったホモサピエンスは
サバンナにいた時の特性(クセ)が残っていると。
遺伝子は人を操るもので、
様々な細菌が人間に寄生しているから、
それに動かされているのかもって話
動物学者のエッセイみたいな感じで、
サクサク読めるが、エビデンスがどうかは謎!
作者の仮説も結構あるイメージ
人類は昔からの遺伝による脳のクセがあり、
こういう本能があるんだよ~とか、
こういうものに興味が惹かれるんだよとか、
そういうお話なので、
人間の心理/興味関心、行動に興味ある人は楽しめる本ですよ〜