周りから評価される社会!評価はどういう能力なのか?~「能力」の生きづらさをほぐす~2024年66冊
能力って何でしょうね?
能力が高いとか低いとか
社会に出ると会社や市場から
目に見えない尺度で評価さ続けるわけです。
評価されてる時は良いとしましょう
評価されていない時、
明確に基準分からないですよね?
面接落ちまくったと想像してみましょう!
人(面接官)と話をして落ちるって何だろう?
何かの能力が求められ、その能力がないから落ちた・・・
その能力ってどんな基準で判断されるの?
能力とは曖昧なもので、
つきつめると環境に左右されやすい。
何を、誰と、どの様にやるか?次第で、
評価される事もあれば、
最悪の評価を貰う事もある。
あいつ能力あるよね~
と活躍する社員がいれば、
あいつ全然ダメだよね~
と言われる社員もいる。
ダメ社員と言われてる人も、
違う環境(会社)では超絶評価高い!
なんてことも全然ある。
つまり自分に合った環境で仕事ができれば
楽しく生きる事ができて、
合わない環境で仕事をすると、
下手すればメンタルやられて人生狂う可能性すらある。
適性検査、評価システム、能力テスト
性格やメンタルの強弱までもが能力化される
果たして性格は本当に見極められるのかしら
そんな中、人材業界は儲かるわけです。
どこの会社も指標が欲しいからね。
人の能力は抽象度が高く数値化しにくい
誰もが迷うからそこに指標が欲しいんだろうね
この本の設定は、
他界した母が仕事で悩んでいる息子に対して、
教育社会学の観点で「能力」について助言する
変わりやすい他人の評価によって、
生きづらい世の中になっている。
そこでどうやってより良く生きることができるのか?その答えを模索しているって感じ。
この本で印象に残った言葉
実力も運のうち。
運も実力のうちといいますが、
能力というものが抽象度高く、
分かりにくいとしたら、
実力(能力)も運だよね~
僕も社会人やっていて思います。
この会社はハマったなあ、ハマらなかったなあ。
結局ね、社内の人間関係とか、
携わるビジネスや
自分が行う職種(業務内容)との相性
これによって変わるよね!
僕が思うのは、
輝ける場所(適性のある仕事)に行ければ
誰もがスターになる気がするのよね~
ただし、世の中そう上手くは行かないw
難しいよね、「能力」とか、
それに伴う評価っていうのは。
この本にはその解は、書かれていない。
でも考えるべき示唆を与えてくれる。
そういう意味で読んで良かった本でした。