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同業他社をリサーチしたとて、最適解は見つからない

「セミナーのタイトル、なんて名称にしよう!」
って、よく悩みます。

私ね、こういうブログ記事とかのタイトルもそうなのですが
ネーミングセンスがいまいちで。

周りから「ネーミングセンスがない」と言われた経験から
そう信じ込んでる部分もあるのかもしれないけど
意識して考えないと
「何がどうしてそうなった!?」みたいな
自分ワールド全開の名づけとか
いまいち古臭い感じとかになりがちなので
あながち間違った評価でもないと思っています。

皆さんはどうですか?

こういうブログ記事もそうですし
商品名や企画名、資料のタイトルなどなど
サクッとタイトル、付けられますか👀


先日も、いつものごとく
「今度やるセミナー、どんな名前にしよう~」
と悩み
「他のセミナーってどんな感じのタイトルが多いかなあ?」
などとブツブツいいながらググろうとした、その瞬間。

セミナーづくりのスペシャリストから、ピシャリと言われました。


【競合をリサーチする暇があるなら、顧客を見なさい】


ですよねーーーーーーーー!!!!!

ぐうの音も出ない。
というのは、まさにこのこと。


その商品名で。
そのコミュニティ名で。
そのセミナータイトルで。

自分のサービスが、顧客の目にとまるか?
自分のサービスを、顧客が手に取りたいと思うか?

って、答えはさ、顧客しか持ってないんだよね。


例えば、セミナーのポータルサイトや
Facebookのイベント一覧をのぞけば
他社の様々な表現に触れることができる。

・タイトル
・サブタイトル
・本文の構成
・本文の言い回し
・サムネイル画像

こういう言い回しだと対象が分かりやすいね!
これ、視覚的に分かりやすい!
この書き方だと何のセミナーか伝わらないな。

客観的に見ることができて
勉強にはなるんだけど
自分の悩みの根本的な解決にはならない。

だって、それをクリックするかどうか決めるのは
『私の顧客』だから。

対象が変われば、刺さる表現も変わる。

たとえ他社でうまくいっている表現に似せてつくったところで
同じように集客が成功するわけではない。

先日、商品づくりする際、どんなプロセスで考えるとよいのか
という記事でも書いたんだけど
真っ先に考えるべきは「自分にとっての理想のお客様は誰か?」
なんだよね。


自分の手元にあるサービスが
どんなに素晴らしいギフトだったとしても。

渡す相手の顔も名前も住所も分からないのに
確実にその人に届けよう!
っていうのは難しいもんね。

それが必要のない人に渡しまくったところで
受け取ってもらえず
誰にも届かないギフトになってしまう。

時間なんて気にしない生き方をしたい!ってバカンスに行った先でもらう高級時計とか
猫がいないのになぜか送られてきたキャットウォークとか
お腹いっぱいなのに満面の笑みで差し出された牛丼特盛、とか。

要らない人にとって
要らないものは、やっぱり要らないんだよね。


たったひとりの、理想のお客様は誰か?
その人はどんな接し方が好きか?敬語?フランク?
その人が惹かれるキーワードは何か?
その人がお金を払ってでも解決したいことは何か?
その人の目に飛び込みやすいビジュアルはどんなものか?

目を向けるべきは、同業他社ではなく
自分にとっての、たった一人のお客様。

ついつい、悩むと
ネットの中でヒントを探そうとしてしまうので
自戒を込めて。


私が主催するセミナー情報まとめ用のマガジンを作りました!
定期的に開催していきますので、よければこちらをチェックいただけたら嬉しいです。


おかげさまで、ゆっくりではありますが
一歩ずつ進めています。

30代なかばまでは、徹夜で仕事したり
根を詰めてなにかに取り組むことだってできたのに…
と思うと
体力なくなったなーと実感するし
今の自分のスピードが歯がゆくもあるのですが
これが、自分にとっての最速でもあるはずなので
日々の出会いや、気づきを、大事にしていきます🐢

いつも応援ありがとう。
心からの感謝を込めて!

#100本チャレンジ 9本目

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武田睦美
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