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顔のわりに小さな胸

 たまにミスチルを聴くんです。

 先日、Mr.Childrenの「over」という曲を聴いていたのだけれど、その中に「顔のわりに小さな胸や少し鼻にかかるその声」という歌詞があって、僕はずっと、

「オマエ、顔デカイわりには胸ちいせぇな。」

ということだと思っていた。そんな嫌味な歌詞を桜井氏が書く筈もなく、よく考えてみると、

「顔とか、スタイルとか結構フェロモン系なわりには、胸は意外と小さいのね。」

ということなんだと理解した。
 もしかしたら「顔は広いのに胸(心)は小さい(臆病)」という意味なのかもしれないとも思った。
日本語は解釈が難しい。

 あとは、「他の誰よりもオマエを愛してる!」という言葉。
 最近見たドラマでこんな感じのセリフがあったのだけれど、この言葉も解釈の違いでだいぶニュアンスが変わってくる。
「オマエに対する愛は、誰にも負けない」という意味が正しいのだと思うが、
「○○ちゃんや□□ちゃんより、オマエのほうがタイプだ」

という意味にも取れる気がする。浮気っぽいヤツの言い訳みたいになってしまう。
「誰より」の部分が、異性になるか同姓になるかによって全く意味が変わってしまう。

そんなことをふと思った今日この頃。

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