もう迷わない、自分の生き方を否定しないで

久しぶりにアニメの話で申し訳ないが、いや特に申し訳ないと言うこともないと思うのだが(笑

将国のアルタイルと言うアニメを見ている。最初は見る気がなかったのだが、知り合いに勧められて、空手の稽古をしながら見ている。

正直言って、想像以上だった。

序盤はなんというか急ぎ日々の展開だとか、若干テンプレートの感じがなんとなく見ていると言う感じだったが、終盤から凄まじい追い上げを見せて、特に主人公の男やかっこよさに心底しびれている。

そしてこのアニメ、オープニングの歌詞なので、感じ入る所があった。

オープニングが、この歌詞から始まる。

守りたいものがある
茨の道で
出会えただからもう
迷わない

その時の主人公の表情が、沈痛なものから、憂いを帯びたもの、そしてその中に決意を帯びたものへと変わる。

実際、私は人生において、迷ってばかりだった。最近その理由が、ロンドンで受けたトラウマのせいだと理解できたのだが、それはまた別の話としておこう。

しかし実際、この歌詞の通りだと思う。

人間、守りたいものがある。それは最低限の生活レベルだったり、趣味だったり、自由の時間だったり、もしくは恋人だったりするかもしれない。

しかし人間は恐ろしいもので、学習し、慣れて、向上心と言うものが発揮されてしまう。

端的に言えば、もっともっとと言うことだ。

しかし実際のところ、そんな都合よく何もかも手に入れる事は100%ありえない。

最近読んで感銘を受けた漫画、進撃の巨人にもある。

何かを変えられるものは、何かを捨てられるものだ。

実際自分の顔を通そうとすることが、茨の道なんだろう。

何かに流されてしまえば楽かもしれないが、しかし自分が本意とするものとは別の生き方を強いられる。

自分のやりたいようにやるということは、それは他人の視線を無視する勇気を求められる。

もう迷わない。

よく、J-Popでももう迷わないと言うが、実際それを歌っている歌手はその後の人生を迷ってばかりな気がする(笑

失礼、しかし、迷わないと言う言葉の本意を理解しなければ、人間はいくらでも迷ってしまうだろう。

羽生善治も語っていたが、人間の満足度と言うものは、選択肢が増えれば増えるほど下がっていくものらしい。

だけど私は、選択の自由を、嘆くような生き方をしたくは無い。

在宅ワークで、献立を考えるのが面倒だ、気持ちはわかるが、それだけ好きなものを食べられると言う自由を否定したくは無い。

私は自由に生きたい。

これはどんなに否定しても
変えようがない事実だ。

それに気づいたからには、そのリスクも理解したからには、私はもう、迷いたくはない。

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