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耳管開放症の対策
僕は長年の間耳管開放症に悩まされていましたが、あることをしたら症状が出る頻度が減りました。
自分が試したことを記事にしておきます。
また、耳管開放症自体の認知度は低いと思うので自分の経験談も載せておきます。
耳管開放症持ちの方の参考になれば嬉しいです。
はじめに
まず記事を読む前に注意してほしいのが、僕はこれから紹介することをやったら症状が出る頻度が明らかに減りましたが、完治してはいません。
なので完治させたいという期待をせずに読んでいただけるとありがたいです。
また、僕と同じ原因の方には効果が高いと思いますが、別の原因の場合は効果は薄いかもしれないのでご了承ください。
試したこと
耳管開放症を治すために以下の3つを試しました。
漢方
水を飲む
ストレッチ
結論から言うと、この中で最も効果があったのはストレッチです。
一見、耳とストレッチは全く関係がないように思えますが、実際に僕は明らかに症状が軽くなっています。
なぜストレッチが効果があるのか、どういうストレッチをしたのか、どれくらい改善されたのかといった内容を経験談を交えて説明していきます。
耳管開放症になった経緯
経緯について話す前に、耳管開放症についてあまり知らない方は以下の記事を読んでみてください。わかりやすくまとめてくださっています。
さて、耳管開放症になった経緯について話します。興味がない方は飛ばしても大丈夫です。
ある日エアコンを掃除していました。
その時にエアコン内部に溜まっていた大量の埃を鼻から吸ってしまったようで、くしゃみが出まくりました。
くしゃみ自体は数分で治まったのですが、それ以来鼻が詰まってしまい、鼻で全く呼吸ができないほどでした。
おまけに鼻血まで出る始末。そういう症状が数週間続いたので病院に行ったところ、鼻炎と診断されました。
処方された薬を飲むことで鼻炎の症状は少しずつ治っていったのですが、代わりに耳に異変が出始めました。
あれ、左の耳だけ自分の声が大きく聞こえる…
そう、声を出したときに自分の声が大きく聞こえるようになってしまいました。
経験がない方はそれくらい気にしなくていいじゃん、と思うかもしれませんが、これがストレスなんですよね…。
自分の声が大きく聞こえるので、普通に話しているつもりが実際は小さい声になってしまい聞き返されることが増えます。
そのせいで人と話すだけでストレスになりますし、面接などの大切な日には絶対に症状が出てほしくありません。
こういった経緯で耳管開放症になってしまいました。
当時はすぐに治ると思っていたのにそれから10年以上も悩まされることになるとは…
通院
お医者さんに相談すると、専用の機械でなにやら計測してくれて(たぶん耳管の形状を測ってくれた)
耳の管に空気が溜まっている。鼻のかみすぎで鼻から耳に空気が流れたんだろう
と診断されました。
そこから治療を開始しました。治療は、専用の機器を使って鼻から耳に空気を送り込むというものです。
先端から空気が出る、細長い金属の機器を鼻から入れて、鼻の内部から耳の方に空気をブワ〜!って送ります(説明下手すぎてすいませんw)
もともと鼻のかみすぎで鼻から耳に空気が流れたことが原因で耳管開放症になったのに、さらに鼻から空気を送ってもいいものなのかという疑問はありましたがお医者さんを信用するしか無いので何も言いませんでした。
初めのうちはちゃんと通院していましたが、症状が出にくくなってきたのでもういいだろうと自己判断してしまい、通わなくなりました。
そこから10年以上、酷くなったり治まったりを繰り返していたのですが、もういい加減治したい!と思い真剣に向き合うようになりました。
漢方
まず試したことは加味帰脾湯(かみきひとう)という漢方です。
これは耳管開放症に効くと言われている漢方なので試してみました。
結果としては確かに症状が出る頻度が減りました。体感としては60%くらいまで減ったかもしれません。
なのでそこそこ満足していましたが、毎食前飲まなければいけないので面倒なのとお金がかかるのが不満でした。
水を飲む
耳管開放症の原因の一つとして脱水があります。
体内の水分量が減ることで血流が滞り、症状が出やすくなるそうです。
僕は人より水分を飲まない自覚があったので試しに症状が出ている時に水をがぶ飲み(コップ1杯くらい)してみたら、症状が出なくなりました!
100発100中ではありませんが、3回中2回くらいは水を飲むことで症状が出なくなりました。
これによって僕の耳管開放症の原因は血流の滞りだとわかりました。
ストレッチ
先述のとおり、ストレッチが一番効果がありました。
もともとは耳管開放症を治したいからストレッチを始めたのではありません。本当にたまたまでした。
あることをきっかけに整体に通うようになったのですが、整体師さんに
体がめちゃめちゃ硬いですね。ストレッチしないとダメですよ!
と言われてしまい、しぶしぶストレッチを始めました。
すると、ストレッチを始めてから数週間後に耳管開放症の症状が出る頻度が明らかに減ったのです!
体感では20%くらいまで減りました。
それに、症状が出てもすぐに治まることが多いです。
今にして思うと、体が硬いから血流が滞っていて症状が出やすくなっていたのだと思います。
もう漢方もいらないだろうと思い飲まなくしましたが、漢方をやめたからといって症状が出る頻度が増えることはありませんでした。
こちらの記事で具体的にどのようなストレッチを行ったのかをまとめているので是非読んでみてください。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が耳管開放症で悩んでいる人のためになれれば幸いです。
質問等あればコメントしてください。よろしくお願いします。