
【Brownies Fes #1】 iPaaS と Anyflow について #BrowniesWorks
2020年1月17日に Brownies Works のリリース・イベント「Brownies FES. 1」が開催されました!
記念すべき第1回目のテーマは「バックオフィスを SaaS で改革する」。バックオフィス系 SaaS を提供する3社にご登壇いただいてサービスの紹介と、パネルディスカッションが行われました。
この note では、Session 3.「Anyflow」のレポートを、当日ご来場の方が #browniesfes のハッシュタグでつぶやいてくださった Tweet とともにお届けします!
1. Anyflow とは
Anyflowは国産初のクラウドネイティブiPaaSです。
社内にあふれているサービス間をかんたんに連携することで、業務を最適化し自動化するプロダクトです。(https://anyflow.co.jp/ より)
数々の名だたるピッチコンテストで優勝し、2020 年 1 月には 2.2 億円の資金調達をしたことでニュースにもなった Anyflow さん。ご来場いただいた皆さまからも、とても注目度の高かったセッションです。
今日来た理由の一つ。Anyflowさん。これめっちゃ使いたい。 #browniesfes
— Yasuhito Otsu (@y_otsu) January 17, 2020
最近、資金調達を話題となっている #anyflow の坂本さんが登壇です!
— 上口徹也 (@TetsuyaUeguchi) January 17, 2020
SaaS間の連携をするプラットフォーム! すごい!#browniesfes pic.twitter.com/l9vNAFs8T7
2. 「iPaaS」とは何か?なぜ今、注目が集まっているのか?
iPaaS (アイパース)とは「Integration Platform as a Service」の略で、異なる複数の業務アプリケーション同士を繋ぎあわせて、データを自動で連携したり作業を自動化するサービスのこと。
では、なぜ今 iPaaS が注目を集めているのでしょうか?背景には、今回のイベントのテーマである「SaaS」が深く関わっています。
坂本さんによれば、現在日本では「1 社あたり、10〜20 の SaaS が使われている」とのこと。しかし、これだけ多くの SaaS が使われているからこそ、新たな課題も生まれてきます。
例えば、勤怠管理と給与計算で別々のソフトを使っている場合、両者の間で勤怠データの受け渡しをしなければなりません。もちろん、API を使えば自動化は可能ですが、その開発・保守にはエンジニアの手が必要なため、エンジニアがバックオフィスにまでリソースを割くことがなかなかできませんでした。
iPaaS はそんな課題を解決し「Web ブラウザ上で、マウス操作のみで連携を設定」できることから、非エンジニアのビジネス職であっても自動化を実現でき、業務を効率化できるものとして注目されているのです。
コーポレートもエンジニアは必須の時代。でもエンジニアはなかなか採用できないのでiPaaS使いたい。 #browniesfes
— Yasuhito Otsu (@y_otsu) January 17, 2020
次は #Anyflow
— 岩澤 樹/NPOの情シス・会計 (@itsuki_02) January 17, 2020
SaaSは10個~20個の利用/会社らしい。
その各SaaSは人の手で繋がってる。
自動化などの改善をするにしてもエンジニアの工数はすごくかかる。のにエンジニア不足。
そこを改善するツール#browniesfes pic.twitter.com/fSGgALAKXf
3. Anyflow で何ができる?海外の iPaaS との違いは?
では、Anyflow を使った連携によって、具体的にどのような効率化が実現できるのでしょうか。
動画中、紹介されている使い方を見てみましょう。例えば Slack × ZOOM × box の連携では
1. Slack にコマンドを打ち込むと
2. 自動で ZOOM へのリンクが生成されてすぐに会議を始めることができ
3. 会議の録画データが自動的に box へ保存される
…といったことが、マウスの操作だけでカンタンに設定できるようになっています。これはすごい!
同様のサービスとして、Zapier や ifttt といった海外製の iPaaS も有名ですが、「SmartHR や freee といった日本製の SaaS に対応しておらず、そこに課題感を持っている企業が多いので、とても多くの問い合わせをいただいている」とのことでした。
直感的に各ツールを繋いでいく。
— 岩澤 樹/NPOの情シス・会計 (@itsuki_02) January 17, 2020
Power automateとか、iffftと何が違うか気になる。少なくともUIはこっちの方が分かりやすい。
→日本製が少ない。日本製のSaaS対応がなかったり、日本独自のプロセスに対応していないものが多い。#browniesfes pic.twitter.com/Ce3lGK72Tm
新しいSaaS対応の速度は?
— 岩澤 樹/NPOの情シス・会計 (@itsuki_02) January 17, 2020
→いまオーダーがたくさん入っていること、ツール側の機能や、公開しているAPIによってまちまち。
そうだよなぁ…
例えばLineworksって3年経つのに海外iPaasは対応していないから泣けるわけで、こういうのに対応してくれるとすごく嬉しい。#browniesfes
4. まとめ:「時間を作り出し、働き方と人生を変える」 それが Anyflow
坂本さんによれば、これから Anyflow のユーザーが増え、様々なツールが Anyflow 上で使われていくことで「データが溜まり、ベストプラクティスを見出すことができるのでは」とのこと。
Anyflow を通して日本全体のバックオフィスの知恵がつながり、その「集合知」によってさらに生産性が高まっていく。そんな未来の創造をかき立てられるセッションでした。
anyflow さん使いたい!
— 杉野愼(株式会社TECO Design) (@shinson10) January 17, 2020
結局、ここの業務設計できる人が重宝される時代に、どんどん進んでる感じ。#browniesfes
iPaasによる各SaasのAPI連携で業務を作れる。
— ten@火消しコンサル3.0 (@tenfirefighter) January 17, 2020
→業務の最適化を図れる
→ベストプラクティスを作り出せる
→実現速度が速い
#browniesfes
Brownies Worksでは、業務を効率化するために様々なSaaSを連携し、フル活用しています。
Anyflow もこれから連携対象サービスが増えていくことで、非エンジニアでも簡単にバックオフィスの効率化ができるようになることを期待しています。
また、システムを連携する前に「どういうシステムを使って、どういう業務フローを構築するか」という設計部分が重要になってきます。業務設計でお困りの際は、Brownies Works 及びリベロ・コンサルティングまでお気軽にご相談ください。
Brownies FES. #1では、Bizer team、fondesk、anyflow、SmartHR のセッションが行われました。イベントレポートは順次公開しております。フォローいただくと、新しいレポートをアップした際にお知らせが届きます!
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