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ドイツの水泳教室

ドイツの習い事で人気な水泳教室。

我が家の子ども達も夏前から通い始めて、息子はタツノオトシゴと、ブロンズを、娘はタツノオトシゴを取り、無事今年最後の水泳教室を終えることが出来ました。

それぞれ、目標達成です。

ドイツの水泳は大きく4つの段階に分けられます。

タツノオトシゴ
ブロンズ
シルバー
ゴールド

※タツノオトシゴの前に水に慣れるコースがあります。

まず、一番最初に子どもが目指すのはタツノオトシゴです。

しかし、タツノオトシゴコースの前に、水に慣れる最初の最初のコースに通うのが一般的です。

この最初の最初のコースで水に慣れる事から始まり水の中で目を開ける、水に潜るなど、水を怖がらないようにしていきます。
その後、最初の級になるタツノオトシゴ取得コースへと進みます。
タツノオトシゴコースは水に慣れている子どもが対象です。年齢は幼稚園生もいれば、小学生もいます。

タツノオトシゴは、25メートルを浮き輪無しで泳ぐ、プールの底に置いてある物を潜って取ってくる、足からでも良いのでプールサイドからの飛び込みが出来ること。これが試験内容です。
これらをクリアしたらタツノオトシゴをもらえます。

タツノオトシゴマーク

合格したらワッペンをもらえます。これを水着に縫い付けます。
水に慣れましたよという最初の証明です。だいたい幼稚園児、小学校低学年で目指すことが多いです。なぜなら、小学校高学年であるプール授業までにはタツノオトシゴを取っておいた方が良いみたいな流れがあるからです。
でも、経験者に聞くと、タツノオトシゴを持っていなくても泳げる子は泳げるので、別にとってないから困るというわけでもなさそうです。また、プールに行きタツノオトシゴを受けたいと言うとその場でテストしてくれる所もあるそうです。

そして、話は戻ります。
次に目指すのはブロンズ。
タツノオトシゴから比べたら急にレベルがあがります。
ブロンズからが初めて泳げる人として認定されます。

ブロンズワッペンと証明書

ブロンズは、200メートルを15分で泳ぎます。その間平泳ぎ150メートル、ひっくり返り背泳ぎで50メートルです。背泳ぎは、手は回さずお腹の上、足は平泳ぎの足で泳ぎます。
そして、手を伸ばして頭からの飛び込みと、2メートルの潜水をして物を2つ取ってきます
これが出来たらブロンズがもらえます。

この後、シルバー、ゴールドと続いていきます。ドイツの共通水泳試験です。

ドイツで水泳を習ってみて、この国では4泳法や、綺麗に泳ぐ技術よりも、あくまでも実生活のための水泳で最終的にライフセーバーに繋がってるのかなと思いました。
とにかく、実践、泳がせる(笑)

また、水泳教室は人気の習い事で、ウェイティングリストがある所が多いです。予約受付開始日に電話をスタンバイして枠を取らないと習えないパターンも多く聞きます。私達も2人分の枠を取るのに数カ月待ちました。水泳教室に通わせたいならば、とにかく問い合わせて数カ月先でも予約が出来るなら予約しておくと良いと思います。

ともあれ、今年の目標を2人とも達成したので大喜びでした。


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