ルーティンでリラックス♡ by ゆうこ(ゲストライター)
赤ちゃんのねんね専門家
IPHI乳幼児睡眠コンサルタントのゆうこです。
関わり方で赤ちゃんの未来が輝くねんねサポートをしています。
私自身も3歳の娘が一人います。
娘はとても敏感でなかなか寝つけなかったことから赤ちゃんの睡眠に興味を持つようになりました。
睡眠の土台を整えるだけで、スムーズに寝つくようになり、3歳になった今も10分ほどゴロゴロしてから自力で寝ています。
今回のブログでは、私の体験談を交えながら、赤ちゃんや子供の睡眠に重要な「ねんねルーティン」についてお伝えします。
アメリカでの9月は、新年度が始まる時期です。
学校生活が始まると、子どもたちは慣れない生活にストレスを感じやすくなります。子どもは順応性が高いと思われがちですが、それはお子さんの性格にもよります。
大人でも慣れない生活に順応しやすい人もいますが、やっぱり疲れますよね??
新しい環境にストレスを感じる子にとってはその疲れ方は想像以上のものになります。新生活で大切なのは、疲れやすい時期だということを念頭に日々のスケジュールのリズムを「起床から就寝まで」作っていくことです。
まず一番大切なのは、学校のスケジュールに合わせた起床時間に、しっかりと起きられるようになること!!
朝スッキリ起きることができるかが、睡眠のバロメーターとも言えます。
子どもの寝かしつけは、朝起きることからすでに始まっています。
起きられないようであれば、しっかりと起こしていくことが大切です。
遅寝遅起きの習慣がある場合には、体内時計が早まるまでに時間がかかるので余裕を持って調整していきましょう!
そして、日中の活動のために、夜しっかりと寝られる工夫をしていきましょう。環境が変わる時期に特に重要になるのは『ねんねルーティン』です。
■ ねんねルーティンとは?
就寝前にルーティンを繰り返すことでリズムが確立され以下のようなメリットがあると科学的に証明されています!
■ ねんねルーティンの効果は?
① 赤ちゃん・子どもに就寝時間を教えることができる
② 赤ちゃん・子どもをリラックスさせ安心させる
③ 寝つきがよくなる
④ 夜中に目覚める回数が少なくなる
■ いつから始める?
ルーティン自体は、生まれてからすぐにでも意識していくことができます。
ただし、毎日同じようにルーティンができて確立されていくのは
3〜4ヶ月以降と焦らなくて大丈夫です。
月齢ごとにルーティンの内容は見直していくことが必要になってきます。
新しい環境に『不安』はつきものなので、『ねんねルーティン』を取り入れたり、見直したりしてリラックスできる工夫をしていくと良いでしょう。
ルーティンは毎日続けるものなので親子で負担のないものにしてくださいね。お子さんと相談して、本人の希望を取り入れてあげるのもとても良いです!ルーティンの例としては(目安は生後9ヶ月〜)
例)お風呂に入る→パジャマを着る→歯を磨く→水を飲む→トイレへ行く→寝室へ移動→絵本を2冊読む→ 今日あったことをお話しする→おやすみの挨拶とハグ→消灯→就寝
低月齢のときは、起きていられる時間も短いのでもっと簡単なルーティンでOKです。
例)授乳→薄暗い寝室へ移動→抱っこで子守唄→お休みの挨拶とハグ→消灯→就寝 などです。
娘が低月齢のときに「寝かしつけは絵本を読む!」と思い込んでいた私は、必死に絵本を取り入れて読んでいました。苦笑
結構ストレスだったので、「それだったら入れなくて大丈夫だよ」と当時の私に伝えてあげたいです(笑)
読めるようなら寝る前にも読んであげてOKですが、無理な場合には、必ず寝る前に読まなければいけないものではありません。ご家庭ごとにママの方針もあると思いますが、前述したように『ルーティンは成長に合わせて変えていくもの』絵本を読めるようになったら入れていけばいいです!
新年度に向けての「生活リズムの整え方」は、講座も予定していますので、ご興味ある方はぜひご参加ください!
新年度、慣れるまでは大変ですが、子どもたちそれぞれにペースがあるので「家」という安全地帯を心の拠り所にしてもらい寄り添っていきましょう!
次回は、赤ちゃんがご機嫌に起きていられる目安「活動時間」についてお伝えします!ねんねの悩みやコンサルテーションのご相談は
contact@sleepbabyroom.comでお待ちしています☆