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恋愛のぼやき 22.4.21


前回のnoteはこちら

最近このシリーズを書いていなかった。
…何故なら、上手くいってないからだ!
突然の出来事だった!

noteに書いてすぐに吐き出しちゃおうとも思った。

私のnoteを読んでくれる人の中には、
リアルの友達や、数年来関わりのあるネットの友達といった、
私のこれまでの恋愛を知っている人たちがいる。
その人たちに「結局今回の恋愛もそんな感じなのか」と思われることが恥ずかしかったからだ。
ちっぽけなプライドが、些細な日常を曝け出すことを拒んだ。

前々回くらいのnoteで書いた通り、
3月下旬?4月あたまくらいに同棲や結婚の話で行き詰まった。
そこから私は気分落ち込み気を乗り越えたものの、
やっぱりもやもやは消えなかった。

彼氏は、家業と副業の他に夜勤の仕事も始めた。
生活リズムが合わなくなり、連絡を取る頻度が減った。
だけど実際はそれだけじゃない気がする。
将来に対する漠然とした不安で距離を感じて、よそよそしくなった。
そして、話題のなさに困っていた。

話題に困ることなんてこれまでなかった。
今思うと、毎日そんなに何を話してたんだろう。

彼氏の収入ががくんと減り、
彼氏がうちに電車で来るようになり、
食事以外はほとんど外に出かけなくなっていた。

私の中での「ここに行きたい!」という場所自体減っていたが、
あっても、彼氏の収入を考えるとそんなことは言い出せなかった。

私はバンドもめっきり聴かなくなり、
共通の話題だった音楽の話をすることも減っていた。

彼氏が前の仕事を辞める前はよく仕事の話をしてくれてたが、
家業を継いでからはそんな話もなくなった。

そういうちょっとした積み重ねだったのかもしれない。

先週の休日もいつも通り会った。
だけど会う直前にちょっとした言い合い(言い合いってほどでもない)になり、
ちょっと嫌な空気で会った。

ご飯を食べてすぐ明るい空気には戻ったものの、
帰り道にまたちょっと言い合いになった。

帰宅してから彼氏は寝てしまったが、
一緒にお風呂に入ったらまたすぐに明るい空気に戻った。

次の日の朝、
早起きした私は久しぶりに彼氏に「◯◯に行こうよ!」と誘った。
彼氏はすぐ承諾してくれて楽しい空気だった。

だけど私が行き先を間違えたり、
行った先でちょっとしたハプニングに見舞われたりして、
またちょっと嫌な空気になった。

嫌な空気になることなんて今まで一度もなかったから、
なんで急にこんなことになったんだ…と思っていた。

だけど一緒にケーキを食べたら、また明るい空気に戻った。

ちょっと嫌な空気になってもそこまで言い合いにはならず、
お互い黙って落ち着けば、仲直りなんてしなくてもすぐ普段の感じに戻れるところは嬉しかった。

だが彼氏が帰る直前になって私は泣いてしまった。
電車の時間があるのに、
彼氏は私が泣き止むまで待ってくれた。
私が打ち明けた気持ちに対して、
逃げることなく真剣に答えてくれた。
いくつ質問しても、一つ一つに答えてくれた。
だから明るく見送った。

だけど、その夜、私が深夜テンションになって、
おかしなくらいのハイテンションであれこれラインを送ってしまった。

そして、次の日の午後になって、
「ちょっといろいろ考えるね。自分のこともちゃんと考えたい」と返事があった。

私は、「次会う時まで距離を置こう」と提案した。
「ごめんね」と一言連絡があった。

連絡頻度が減っていたとはいえ、
毎日続けていた連絡が一切なくなるのは、やっぱり寂しかった。

だけど、突然忙しくなった仕事のおかげで日中は不安な気持ちも忘れられていた。
そしてお昼になって突然気が滅入り、お母さんにお悩み相談をして、
お昼が終わるとまた不安は消え去る。
仕事が終わると突然気が滅入り、ご飯を食べたりお風呂に入ったりすると不安は消え去る、
そして目が覚めて、通勤中だけ気が滅入る。
そんな4日間を繰り返している。

そして今朝、寝起き早々、最悪の通知が目に入った。
「今週は会うのをやめたい」

あぁ〜と思った。
「嫌だ」とか「なんで?」とか「別れたくなったの?」とか聞くこともできた。

だけど、「おっけー!良い週末を!」とだけ送った。

正直、寂しい気持ちと一人の時間を過ごしたい気持ちが行き来してたからだ。

そして案外、連絡を取らないことにも慣れてきた。
頑張って話題を探したり、
まだ返信来ないかな〜って悩むよりも、
「まあ連絡来なくて当たり前だわな!がはは!」と思う方が気が楽だった。

何より、彼氏はたぶんバンドに集中したいと思ったからだ。
とっくにやめたと思っていたバンドだったが、
今は活動休止扱いらしく、
次のライブをもって正式に脱退するらしい。

週一しか休みがなく、その休みを丸一日私に使ってくれている彼だ。
そりゃデートを延期しなきゃ楽器練習してる暇もないわな、と思った。
あと、そんな晴れ舞台を前に、恋愛のことで悩みたくはないんだろうなとも思った。

だから、次会う約束をキャンセルされたのは仕方ないと思った。

こうして文字に起こして冷静に出来事を考えてみると、
この一連の流れはそんな大したことない気もしてくる。

もちろん、別れることになったらどうしようかな〜と不安になる気持ちもなくはないが、
正直それはそれで仕方ない気もする。

出会った頃と比べて、
住む場所も、仕事も、収入も、生活リズムも、精神状態も、何もかも変わったんだ。
もう別人と付き合ってると言っても過言ではないな!笑

と思ったけど、変わったのは私も同じだ。
家で会うのが当たり前になって見た目に気を使わなくなっていたし、
行きたい場所や食べたいものも提案しなくなっていたし、
最近までは仕事がめちゃくちゃ暇で前みたいにイキイキ仕事できなくなってたし、
ずっと保てていた程良い無関心さも失っていた。

それでも本当に好きと思えるかどうか、
恋人が欲しいだけで絶対に彼じゃなきゃだめなんでことはない可能性はないだろうか、

この一人の期間にぼんやり考えてみようと思う。

とりあえず彼には最後のライブを頑張って欲しい。

出会った当初の、
仕事もバンドも遊びも頑張ってる彼はとても魅力的だった。

仕事のことは家族の問題だから仕方ないし、
遊びのことは収入の問題だから仕方ないから、
せめて人生を捧げたバンドは思う存分楽しんできて欲しい。

彼が忙しく楽しそうにしていたら、
私もそれが一番嬉しい。

あぁ、こうやって書いてみるとほんとにすっきりするなあ!
取り越し苦労だったのかもしれない。
悩んでも仕方がないことは仕方ないし、
久しぶりに、都内一人暮らし25歳OLの人格を満喫しますか!

梅雨の時期になったらしいね。
窓を開けて、雨音を聞きながら、金木犀のお香を焚いて、その匂いと雨の匂いが混ざる夜をぼんやり過ごす楽しみをすっかり忘れていたなあ。

最近は彼氏しか目に入ってなかったのかも。

たぶん今まで程良い距離感で上手くやってこれてたのは、
私が、一人で過ごす東京の魅力を忘れてなかったからだろうなあ。

明日は無印良品に金木犀のお香を買いに行こう。
人気だから品切れしてるかな?
そしたらハシゴしちゃおうっと。
だって私だけの時間なんだから。

東京に住んでて良かった!

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