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中学受験、一足早い振り返り
受験本番を迎えて
いよいよ中学受験の本番が始まりました。長いようで短かったこの期間、振り返るとさまざまな思いがよみがえります。受験が終われば、これらの出来事も新生活の準備に紛れて綺麗さっぱり忘れてしまうかもしれません。ということで、簡単に振り返っておこうと思います。
入塾とクラスの推移
息子は小学2年生の2月、3年生になる前からルトワック(仮)に通い始めました。しかし、クラスは正直上位ではありませんでした。ルトワック(仮)のクラス分けは厳しく、成績が上がればクラスも上がりますが、下がればすぐに降格します。その中で、下位のクラスにいながらも「辞めたい」と言わずに通い続けた息子の姿勢は、本当に立派だったと思います。
勉強への取り組み姿勢と精神的成長
息子の勉強への取り組みは、6年生の12月まで受け身の姿勢が続いていました。精神的に幼い部分もあったのだと思います。同じ小学校の友達の話を妻が聞いてくると、どうやら友達の方はガリガリ勉強して、その上で秋までサッカースクールに通っていたり。でも本人にその話をしても馬耳東風そのもの。
6年生の秋以降、息子が母親に当たることが増えました。受験のプレッシャーや不安から来るものだったのでしょう。中学からはあまり親が介入することはできないと感じました。
モチベーションの変化と転塾の選択肢
12月に息子のモチベーションが上がったのは、桜花(仮)の模試で良い偏差値を取ったからだと思います。この成功体験をもっと早く積ませてあげるために、転塾という選択肢もあったかもしれません。しかし、転塾すると友人関係がリセットされ、モチベーションが下がっていた可能性もあるので、正直どちらが良かったかわかりません。友人からは転塾するなら6年になるタイミングだよ、と言われましたが、ずるずると結論を出さずにそのままになりました。
1月入試の結果と今後への期待
1月の入試では、2校に合格し、安心しました。多少遠いですが、通える範囲なので、チケットを握りしめて2月に臨めるのは親としては大きかったです。もう1校は4点差で不合格となり、持ち偏差値+10くらいなので、まさに大魚を逸した思いです。本人にも1,2問のミスで合否がひっくり返ることは伝わったと思います。一方、息子は本番に強いのではないかという淡ーい期待も持てました。
父親としての反省と今後の関わり方
父親として、もっと勉強を教えてあげられたのではないかと反省しています。しかし、本人にやる気がない状態で教えられたのか、という思いも。また、私自身、2年前の転職までは仕事が行き詰まり、精神的にも余裕がなかったのも事実です。それが息子の勉強への取り組みや家庭での振る舞いに影響してしまったかもしれません。
「いい大学」は一つの選択肢でしかない、はず
私自身、大学受験では一生懸命勉強して望外の結果に恵まれました。ただ、受験でいい大学に受かるのはゴールではないし、その先いい会社に入るのもゴールではないわけです。息子には、中学・高校での生活や友人との会話、家庭での経験を通じて、さまざまなことを見聞きし、自分の人生に考えるチャンスを与えられたらいいなと思います。不遜ながら「いい大学」は一つの選択肢に過ぎません。本当にやりたいことや就きたい職業、人生において成し遂げたいことを見つける手掛かりを与えられたらと思います。
中高での親の関わり方
中学・高校では、親の関わり方は徐々に限定的になっていくのは間違いないです。今でさえもだいぶ生意気です。ストレートに勉強しろというのではなく、親が学ぶ姿を見せられたらと思います。たとえば読書習慣をつけさせるために、自分が本を読む姿を見せたり、勉強について質問されたら答えられるように、数学や理科を復習しておこうかなとも。また、英会話を習わせることで、「世界中どこで働いてもいい」という意識を持たせたいと思います。日本でしか働けない、働かないというマインドは持たせたくないです。
中学受験を通じて、息子も親も多くのことを学びました。やって良かったか?と問われたら、良かった、と答えられるかなと今は思っています。
さて、あと3日・・・。
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