脳と神経伝達に多様性がある方達や精神疾患の方のメンテナンスに重要な分子栄養学とメチレーション✨✨
🌟私の投稿をご覧頂いている方は内容が重複することをお伝えしておきます
低メチレーション セロトニンやドーパミンが低くない→低いでした。訂正してあります。
※分かりづらい説明のため過去の投稿で使用した図を4枚追加しました。2023.5月30日
皆さんお元気ですか?
Kaoriです👶
私は、HSS型HSPやエンパス、ギフテッド辺の性質を持ち合わせていますが、この性質を知らないがために現実的、スピリチュアルな側面両方で混乱を招いたし、今は笑い話にできるぐらいになりましたがとにかく波乱万丈の人生を送って来ました。
今はかなり時間がかかりましたが、自分自身の性質を理解しました。
分子栄養学とメチレーションの情報にたどり着いたこと、スピリチュアルな側面も科学的に分かっている面と分からない面両方で捉えられるようになったこと、脳や神経伝達に弱点があり、ストレスに弱い私自身のメンテナンス方法を理解したことにより、穏やかな生活を送っています。
今までも分子栄養学とメチレーションについて認知してくださる方が増えてほしいと
私のように、訳も分からず翻弄されて、悩んだり苦しんだりする必要ないなと思って投稿していました。
今回はもう一度皆さんになぜ分子栄養学とメチレーションを知って頂きたいかをお話します。
参考になるリンク先も最後に紹介しておきます。
私がギフテッドの指摘を受けたのが、今から8年前2015年と2回目が6年前の2017年で
スピリチュアル系の心理カウンセラーと、一般の女性からでした。
1回目は数学に強いギフテッドのお子さんをアメリカで育ているお母さんなどの情報ばかりで、分からず終わり、2回も指摘されたので再度調べ始めました。
ある方によると、日本国内でインターネットでギフテッドの情報を発信する方が出始めたのは、2007年ぐらい、2018年(当時)には検索かけると137件ぐらいヒットするようなことを言われていました。
病気ではないから診断を受けるというのもどうかと思いますが
2017年その一般女性に聖路加国際病院にギフテッド外来ができるような話を聞いて問い合わせましたが、分からずに終わりました。
千歳烏山にあるどんぐり発達クリニックのドクターは、ギフテッドについて理解はあるようでしたが、16歳までしか受診できないし、ギフテッドの情報が偏っている気がして、どうしたものかなと思って終わりました。(批判ではありません。参考になることもありました)
現在は、
千代田区の医療メディカクリニックにギフテッド外来ができたり、大人の窓口も少しだけ増えてきましたね。
2023年現在は、情報も増えましたが情報が偏っていることが多いし、
だけど最初は、情報が少なすぎて分からないことだらけ
大人のギフテッドについての情報がほとんどありませんでした。
情報が集まるまでは、様々な方が語るギフテッドについては、全体像の一部にしか過ぎないのだろうなと思っていて、どこを切り取って理解するかにより、ギフテッドの解釈は全く違うものになりますよね。
最初にアメリカ在住の日本人女性とアメリカ人の男性との間に生まれたお子さんがギフテッドで、その方とコンタクトをとり
情報を得ていました。
去年note内で、私の知りたかったことを投稿されている方を発見しました。ビックリして一気に読み漁りました(笑)
熱帯雨林の熊さんです。
熊さんが今回取材を受けることになったそうで、
みんなの声を届けたいと仰ってくださって
コメント欄やnoteのメッセージも文字数が足りないし
思いきってnote投稿してシェアさせて頂こうと思い
今回は投稿します。
この投稿は、あくまでも私が見聞きしたものを元にまとめたものなので、絶対とか完成形ではありませんが
脳と神経伝達の多様性のある方をまとめてみたものになります。そこにギフテッドが含まれます。
ギフテッドの説明は詳しくは熱帯雨林の熊さんのnote記事をご覧頂きたいと思います。
そしてなぜその方達に
分子栄養学とメチレーションが重要なのかをお話したいと思います。
脳と神経伝達に多様性のある方達は
バラバラに語られてますが共通する面もあると思います。
➀HSP
②HSS
③HSS型HSP
④HSE型HSP
⑤ギフテッド
発達障害や精神疾患の誤診を受けやすい、自分自身を発達障害と疑うことも
私が体験しています。それについては後ほど。
⑥ギフテッド2E
発達障害ASDやADHD
学習障害(読字障害、書字表出障害、算数障害などを併せ持つ)
⑦発達障害グレーゾーン
遺伝的な側面から栄養状態の過不足や代謝のバランスが崩れると発達障害風になる場合がある
食事やサプリメントなどで落ち着くケースが多い
私が体験済み。それについては後ほど。
学習障害を併せ持つ方もいる。
➀〜⑦の方は、二次障害、三次障害で精神疾患、パーソナリティ障害、各種依存症を併発しやすい。
ストレスにより副腎疲労を起こしている場合があるので鬱病治療や他の精神疾患だけの治療ではよくならないこともある。
※副腎疲労は正式な医学的な名称ではありません。
HPA-axis dysfunctionになります。
またエンパス、サイキック、霊感、霊媒、ヒーラーみたいな性質を持ち合わせている場合もありますし、スピリチュアルや霊的な混乱から精神疾患になる場合もあると思います。
今回はお話しませんが、そこにAC機能不全家族が絡んでくると、更に問題はややこしいことになります。
これらの性質を知らず不登校になっているお子さんや適応障害の診断がつくような子供も大人も多いのではないかとも思います。
ギフテッドの方の中には、適応できないのではなく、適応し過ぎで、逆に周りに合わせるのが大変な方もいると思うのですが……。
分子栄養学とメチレーションの代謝
分子栄養学(分子整合栄養医学、分子矯正栄養医学、オーソモレキュラー療法)
分子生物学的な細胞やミトコンドリア、遺伝子や代謝酵素の活性などのレベルにアプローチできる栄養学です。
医学部などでは、古典的な栄養学しか学ばないようなので、分子栄養学が入って来たばかりのころはトンデモ扱いされることもあったように思います。
分子栄養学を捉えている方の大まかな分類
(1)分子栄養学(中には高タンパク、メガビタミン、糖質制限を提唱する方が多い)
(2)分子栄養学とメチレーション
(3)分子栄養学とメチレーションとメチレーションのタイプの違い
(1)より(3)になるに従って個別性をより考えられるようになる
(3)を学べる団体は臨床栄養医学研究会です。
➀〜⑦の方は、(3)の理解があるドクターや健康関連のお仕事に携わる方から情報を得て頂きたいと思います。
それについては、私の体験を後ほどお話します。
メチレーション回路
低メチレーションタイプと高メチレーションタイプを説明するために簡単に説明します。
アミノ酸が主役の細胞内の代謝回路です。
細胞内代謝回路では、メチレーションという化学反応以外にも沢山の反応があり、私達の細胞の健康を維持しています。
メチオニン回路
葉酸回路
BH4回路(テトラヒドロビオプテリン4)
尿素回路
TCA回路(解糖系、電子伝達系もATPエネルギー産生に大切ですがアミノ酸が主役なので入ってきます。メチル化1つにATPが必要になります)
このうちメチオニン回路、葉酸回路、BH4回路が主に神経伝達物質合成や代謝に深く関係していきます。
BH4の説明のための図
メチレーションが重要な理由
中でもDNA・RNA合成と修復・構築、タンパク質・脂質合成、神経伝達物質合成と代謝、神経系ネットワーク構築、遺伝子発現制御などに関係していくので
➀〜⑦の方は重要になって来ます。
神経伝達物質の原料はタンパク質の分子の前のアミノ酸ですね。
また神経伝達物質の遺伝子発現制御や神経伝達物質を代謝する酵素の活性に関係していくので重要になります。
神経伝達物質(調整系セロトニン、興奮系ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、グルタミン酸、アセチルコリン、抑制系GABA その他)と
内分泌ホルモン(男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモン、インスリンやグルカゴン、甲状腺ホルモン)などは、
相関関係が高く免疫とも関係していきます。
例えば、男性ホルモンテストステロンや女性ホルモンエストロゲンが低下するとセロトニンやドーパミンが低下したり
性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどのバランスが免疫に関係するサイトカインの分泌に影響したりします。
神経伝達物質合成経路
神経内分泌と免疫の相関関係
メチレーションの働きは、その他には、解毒・抗炎症・抗酸化物質合成、有害ホルモン・重金属・化学物質の解毒代謝、消化作用一般、女性ホルモンの解毒代謝、免疫など他にも様々な働きがあります。
代謝がどちらかに傾きやすいということであって、低メチレーション、高メチレーションタイプの方が全て精神疾患や発達障害になるという訳ではありませんが
代謝のタイプがあります。
低メチレーションタイプ
ASD
緊張型統合失調症
セロトニンやドーパミンが低くいタイプの鬱でSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)が効くケースが多い
これらのタイプが多い
高メチレーションタイプ
ADHD
妄想型統合失調症
典型的なセロトニンやドーパミンが低い鬱ではなく
SSRIやSNRIで悪化する場合がある。私が体験済み。
双極性障害
などが多い
葉酸欠乏タイプとも言います。
SSRIやSNRIがどのように作用しているのかを理解できるように書いたもの
私は、副腎疲労の鬱で倒れましたが、当時副腎疲労の情報が無いので、鬱病治療しても良くならず、SSRIのパキシルが出てきた鬱病バブルと言われていた時期で、どんどん薬が増えて1日トータル40錠内服していました。
また高メチレーションタイプであったので、もれなくパキシルでおかしくなりました。
これは薬でおかしくなっていると思い、主治医に減薬してもらえないかと伝えましたが、私の状態では、駄目だと言われてしまい。
自己責任で内服を止めました。
少しずつ減薬して行きながらやめるべきでしたが
ハッキリいってもう正常な判断はできずに止めました。
皆さん真似はしないでくださいね。栄養学的な観点からもフォローしないとおかしくなります。
断薬後に神経伝達物質のバランスが崩れ、ADHDを疑うような感じになりました。
ところが友人が実家住まいで余裕があるせいか
かなりお高いマルチビタミンのサプリメントなどをくれたんです。食事日記をつけてサプリメントを飲んでいたらADHDのような症状はピタリと落ちつきました。
その後、溝口徹先生の「うつは食事が原因だった」にたどり着き、神経伝達物質と栄養の関係を知り目からウロコな状態でした。
答え合わせができた訳です。
その後、子宮腺筋症という婦人科疾患になりました。生理痛と月経過多になり
貧血が悪化してヘモグロビンが5.1まで下がった時に、またコンディションが悪化して
婦人科でもちゃんと貧血治療はしましたが、念のために精神科を受診し、様々な経過を話すと
双極性障害の診断で内服をするように言われました。
ところが婦人科疾患の原因がエストロゲン優勢のプロゲステロン不足が原因であること、副腎疲労の情報にたどり着いていたので
ドクターに貧血やホルモンバランスは考慮してくださらないのか、一応失礼のないように質問するとドクターの責任上、内服しないなら診ることはできないと言われました。
私はまた、自己責任で貧血の治療を優先しようと判断して、半年休みました。
ヘモグロビンが11に上がるまでは、早かったです。
1ヶ月を過ぎた辺から落ちつき始め、半年後にはピタリと落ちついて、仕事に少しずつ復帰しました。
危うく双極性障害の誤診を受けるところでした!
その後やっと臨床分子栄養医学研究会の宮澤賢史先生のメチレーションの情報にたどり着いて
高メチレーションタイプであることが分かり、過去のパキシル内服でおかしくなったこと
婦人科疾患と副腎疲労と精神疾患の相関関係を理解して
※女性ホルモンといわれるプロゲステロンは、ストレスホルモンでもある副腎皮質ホルモンのコルチゾールの前駆体でもあります。ストレスやその他要因でプロゲステロンが不足したり、枯渇してエストロゲン優勢を招くこともあります。
男性は副腎で女性ホルモンを、女性は副腎で男性ホルモンを合成しています。
根本原因と根本的な治療を理解できたことで
やっと穏やかな生活を送ることができるようになったのです。
その後、私のただの独学の分子栄養学とメチレーションの投稿を読まれたドクターから、メチレーションの講師の依頼を受けた際に、ご厚意でDNAメチレーション遺伝子検査を受けることになりました。
私は、メチオニン回路、葉酸回路に関係する代謝酵素の一塩基多型(SNPs)というアミノ酸が1つ置き換わってしまう遺伝子変異が父親と母親から両方、もしくは片方からの変異がかなりあることが分かりました。
特に日本人の6〜7割いるといわれる
MTHFERC677T(メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素)が+/+でした。
※エストロゲンやドーパミンを代謝する
COMT(カテコールOメチルトランスフェラーゼ)という酵素2種類は+/−でした。
+/+は酵素の代謝が70%低下、+/−は30%低下するといわれます。
※ご紹介したこいでクリニックのこいで先生のメチレーション回路全体図に代謝酵素も載っています
その結果、脳と神経伝達に弱点があることを更に理解したのです。
ギフテッドの方だけでなく
脳と神経伝達の多様性がある方達や精神疾患や様々な疾患の方も
分子栄養学とメチレーションの情報にたどり着く方が増えたら良いなと思っています。
ということで、熊さんや熊さんの投稿をご覧の皆さんにも、私の投稿ご覧の皆さんにも、私の体験からのまとめをシェアさせて頂きますね👶
Brilliant Beauty Message Kaori✨✨
ウィリアム・ウォルシュ博士
ウォルシュリサーチセンター