牛郎織女〜恋ふるとき|#七夕相聞歌
今宵は七夕ですね。関西は晴れて、夏日になっています。織姫と彦星は逢えそうな空模様ですが、noter様のお住まいの地域は如何でしょうか?
恋うる人がいるとき、次に逢うのを、寝ても覚めても考えることがあります。
たとえば仕事などの合間にお茶を飲んで休憩するとき。スプーンでかき混ぜながら、自分の心もかき混ぜているように感じたり。
煙草を吸って、灰を落としながら、好きな相手に想いを馳せる人もいるのではないでしょうか?(私は喫煙しませんが・・・)
織姫と彦星は、ひとたび逢えば一年も声も聞けず、顔を合わせられないのですから、想いの深さは一入だと思います。天の川は煌めいて美しいものですが、愛し合うふたりには、もしかしたら運命を呑みこむ奔流に映ったかもしれませんね。
織姫の待ち焦がれて恋うる想い、
彦星の強く求めて恋うる想いを相聞歌仕立てに詠んでみました。
🌿織姫(FEMALE)
七夕や
想ひ 機織る
ひととせが
過ぎてぞ 夫に
逢はむと願ふ
待ちに待った七夕ですね。
貴方を想いながら、
その想いを織って
一年が過ぎていきました。
そんな日々を送ったからこそ、
より強く
貴方に逢いたいと
願っているのですよ。
🌿彦星(HOMME)
天の川
牛飼ひなれば
吾妹子へ
泳ひでゆかむ
命果つとも
天の川は雄大で
それと比べれば私は
ほんの小さな存在かもしれない。
けれど私は
多くの牛を率いてきた男だ。
勇敢でいるつもりだよ。
愛するおまえに向かって、
(天の川を)泳ぎきってみせる。
たとえ命が
果てることになってもね。
▶Que Song
七夕の夜君に会いたい/野宮真貴
今日はラジオで話すイメージで綴ってみました。
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🌟Iam a little noter.🌟
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