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手紙〜好きの向こう側|#詩のようなもの


ひと筆 申し上げます。


日頃より貴方様の優しさに甘え、

何度も 何度も

付かぬ話ばかりお耳に入れ、

心より 申し訳なく

お詫び申し上げます。



眠れぬ夜は

つい 心淋しく、

貴方様のような 

重みのある お言葉で、

自分の心の隙間を 

埋めて欲しくなる

我儘なわたくしなのです。



愛のことばは

もしそんな気になり

頂けるときが来るならば、

それはこの上なく

嬉しいに違いないでしょう。



でも、

貴方様がそれを好まないなら、

一生仰らなくとも 

わたくしは 構いません。



貴方様の目

貴方様の仕草

貴方様の声色

貴方様のことば選び

貴方様の距離感の詰め方



――そんな気配のようなところから、

土の中にある 慈雨の養分のように

貴方様の愛を

確かめてみたり

吸い取っていくように いたします。




貴方様へ

貴方様は どんなときも

変わらぬ 貴方様で

いらして下さい。

そういう 貴方様だからこそ

わたくしは 

お慕いしているのですから。



ごく正直に申し上げると、

少し 冷たい貴方様のほうが

わたくしにとっては

好ましいのです。

impregnableで…(正直過ぎますか?)



まだまだ申し上げたいことは

ある気が いたしますが、

とりとめがなくなりますので 

筆を 置きたいと存じます。

貴方様と

お近づきに なれましたこと

大変 幸せに

感じております。



ある真夜中に



真心より



かしこ









✢白日/King Gnu

“Einmal ist Keinmal.”
――存在の耐えられない軽さ




三羽 烏様の企画に参加しております。


三羽 烏様、よろしくお願いいたします。


✢✢✢


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🌟Iam little noter.🌟




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