Webデザイナーが『JAWS FESTA-中四国2017-』に参加したら全国からの熱気を感じた話。(2017.11.8公開)
2017年11月4日(土)、愛媛大学総合情報メディアセンターにて行われた『JAWS FESTAー中四国2017ー』に参加してきました。
ざっくり言うと、全国のAmazon Web Servies(以下、AWS)のユーザーグループ『JAWS-UG(AWS User Group-Japan)』が集まって年に一度開催する、全国規模のエンジニア向けイベントです。
Webデザイナーの私がなぜそんなイベントに参加したかは一番最後に説明するとして。さすがはエンジニア向けイベント。
参加者が見渡す限りほぼ男性!
女性もいるけどほとんどいない!!(私の感覚で男女比率9:1くらい??)
そのせいかわからんけど熱気と自由っぷりがなんか違う!!(←語彙力)
これがデザイナー向けイベントとの違いか(デザイナー向けイベントだと大体男女比半々から女性比率多め)。
まあ、これも何かの縁だと思いますので、デザイナーが見たエンジニア向けイベントの感想を書いてみます。
参加したセッション感想。
始まった辺りは自分の仕事と家の用事があったので、途中からの参加です。
あと、どっぷりエンジニア系はさすがについていくのにお手上げのため、申し訳ないですが、ほとんとが『コミュニティ・働き方』に関するセッションです。
ざっくり描いたグラレコとともに以下感想。自身のグラレコスランプ脱出のためにかなり雑に描いてますがご容赦を。
沖さん「マルチコミュニティで見えてきた、地方だから出来るコミュニティ活動の一例」
途中から聴いたのでまとめだけ。
チャンスがあれば、基本断らずにさっさとやろう(ただし、自分の身体と本業と相談の上で)という感じでしょうか。娘さんが前でちょこんと見ててほのぼのしました😊
あと、質疑応答でユニークなコミュニティについて参加者に聞くと『ノベルティグッズを考えるコミュニティ』が出てきました。「イベント時のノベルティグッズは何にしたら良いのか結構悩む」という話は聞きながら確かになぁと思いました。予算の都合もあるでしょうけど、変なものは作れないし、もらった方も良かったと思ってもらえるようなものの方がいいですしね。
私自身もきっかけさえあればノベルティグッズを作ってみたいと思いますので、もしあればちょっと参加してみたいですね。
杉本さん「ウェブクリエイターズ高知活動報告」
今回、参加した理由のひとつです。
高知でのWeb系イベントでは何かとお世話になっている杉本さん。今回コミュニティ枠で登壇、それもWCK(Webクリエイターズ高知)の活動発端や経緯、その他高知での活動についての話なので、めったに聞けないだろうなと思い、ペンを走らせながらじっくり耳を傾けました。
ご自身曰く「人見知り」と言っていただけあって、話がちょっとたどたどしいところがありましたが(失礼)、それでも熱意と地道さ、確実さはちゃんと伝わってきました。
懸田さん「地方コミュニティが直面する課題と未来のビジョンとは?」
コミュニティを続ける上での問題に向き合った内容。
これはWeb関連イベント・コミュニティでも同じような話を聞くので、どこの世界でも一緒なんだな、と思いました。これからさらにITが発達していって、イベント自体がネットで完結してくるようになると、『会う』という行為に意味を持たせることが非常に重要になるという点は同意見です。
※登壇後、懸田さんご本人がスライドをUPされました。ご参考までに。
大谷さん「コミュニティ取材のお作法と心がけ」
変わって大手メディアの方の話。実際、取材する立場にいる方の苦労や取材時の心構えの話は、Web制作時の取材でも役に立つのではと思いました。取材者心理特有ともいえる『上から目線』をきちんと戒めてるのは好感が持てました。
パネルディスカッション「クラウドとコミュニティを活用したこれからの働き方」
結構、際どい話がでてきたのと、さすがにダレ方が半端なかったのでグラレコ省略します。
経営者の方々も『副業』『リモートワーク』については様々な真剣に考えてるというのはよくわかりました。と、同時に『リモートワーク』で働くのを希望している人は、リモートでのコミュニケーション作法を別で勉強する必要があるなと思いました。
もちろん、取り入れてくれる会社がある程度は教育してくれるとは思うけど、全ての会社で満足の行く教育をしてくれるとは限らない。まだまだ出社して対面式で仕事という形がメジャーな以上、やりたいと希望する自分自身が積極的に対面式の違いや伝え方を学習していく方が良いのでは、とは思います。
あと、リモート飲み会の「会計がフェア(自分の飲んだ分の出費のみ)」という話は確かにって思いました。
私はお酒飲まない(飲めない)のですけど、飲み会参加したら、結局お酒を飲む人と料金に一緒になることばっかりですし…(ボソ
あともう一つ。業種的に難しいとは思いますが、できればパネラーに女性の方もいてくださると良かったかなと。「リモートワークのきっかけが奥さん」という話が数人から出たので、そこで女性の意見を交えながら話を進行すると、より双方の立場の理解が深まりやすかったのでは、とは思いました。
その他思ったこととか感じたこととか。
諸事情あるとは思いますが、あえて思ったこと率直に書きます(細かくてすみません)。
スライドの文字が多い&細かい!会場の後ろの方だと見えないのではないかと思うくらい多い。ソースコードや文字で仕事しているからだとは思うけど、説明を簡潔に&文字のメリハリをさらにもっとつけるだけでも違うのでは?
『いらすとやさん』地味に健闘。
休憩所にお菓子だけでなくコーヒーメーカーがあるのはびっくり(上写真参照)。レンタルいくらくらいなんかな…。
県外から来られた方で、間違えて隣の松山大学へ行った方がいらっしゃいました。かつて私もそうでしたが、松山外から来られた方は松山大学と愛媛大学が道をはさんで隣同士というのは知らない方も多いと思うので、他にも勘違いした、あるいはしかけた人がいたのではと思います。サイトにもう少し注意書きをしていた方が良かったのでは。
もう一歩踏み込んだ話をすると、MAPだけでなく、入口の写真を合わせて掲載しても良かったのでは(Googleストリートビューへの誘導でもOK)。
デザイナーの世界とはまた違った、何ともゆるくかつ濃い時間でした。
いつもであれば、懇親会も参加するのですが、今回は辞退させていただきました。流れてきた写真を見ると、盛大にされていたようなのでどんな方がいらっしゃるか話してみるのも楽しかったのでは…とは思いましたが。
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
また、何らかのきっかけがあれば畑違いのイベントにお邪魔してみたいですね。自分が慣れ親しんでる世界との違いを探すのもまたおもしろい発見ができますし。
おまけ:参加した理由。
夫が実行委員長で「見においでや」と誘われたからです。お疲れさま。
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