佐野元春「Christmas time in blue-聖なる夜に口笛吹いて」【クリスマスに聴きたい曲】
今年ももう残り10日間を切ってしまった。
12月22日金曜日夜10時を回ったところ。
クリスマスの季節だなあと思っていたらもう明後日がイブ。
時間が経つのがとても早く感じる。
温暖化と言われるが今日は最高気温が3℃で小雪が舞い散る一日。
ノーマルタイヤで走り通行止めで引き返す。
明日もきっと寒い一日になるだろうと思う。
スーパーはもうお正月用に店内がアレンジされていてクリスマスの雰囲気がない。
思い出話をしても回顧ばかりでは進歩がないなと思うが、その昔クリスマス前夜はお菓子屋さん、スーパーではケーキが山積みになっていて結構その場で売れていた。
クリスマス当日は割引で売っている、その翌日は半額で数日かけて売っていたような。そんな昔のことを思い出す。クリームはバタークリームの時代で保存も効いたのだろう。
生クリームのケーキは食べ始めはびっくりするほどおいしかったが今もバタークリームのクリスマスケーキを食べたいと感じる。
今のバタークリームケーキはサラッとしていて美味しすぎる。
子供のころのバタークリームケーキはしっかりと重量とバター感があり一人分(うちは丸いケーキの六等分の一つ)を食べたらお腹が膨れていたほどの重厚感でしばらく食べなくてもいいかなと思っていた。
焼き肉の食べ放題で死ぬほど食べたあとの気分と似ている。
本題に入るのであるが、クリスマスと言えばこの曲と決めるには対象が多すぎる。
その日その年で新しいものも出るし、その時の気分で聴きたくなる曲もあるので書き始めておきながらちょっと困るのである。
毎年聴きたくなってCDとかカセットテープ(!!)とかネットで探してしまう曲が佐野元春の「Christmas time in blue - 聖なる夜に口笛吹いて」
恋人たちはクリスマスの夕べに夜景のきれいなレストランで食事をし高級ホテルに泊まる。そういうバブルチックな時間を過ごす文化(本当にそうなのかわからないけど)を傍目にじりじりしながら寂しく会社の寮でケンタッキーにかぶりつくそれが当時の記憶。
この歌は多分毎年聴いている。聴くたびに胸がじわっとして独り身の寂しさがぼんやりと思い出される。
今は寂しさが懐かしさに変わってはいるのだけど。
昔から聞いていたのはこのバージョン
いいなあ。これレゲエなのだけどクリスマスソングになっているのがすごいなと。佐野元春は本当にすごい。彼の好きな歌はたくさんあるけどこの曲は季節に関わらず聴いている。
このバージョン(PV?)もあの時代を思い出せていいな。
単身赴任だがとりあえずクリスマスケーキを手に帰宅した。明日はこの曲を聴きながら食べよう(バタークリームではないが)