【詩】気づいたこと
髪を切りに行って
切られながら顔馴染みの店員さんと話す
内容は余裕のない近頃の仕事状況など
言われたのは
「体に気をつけて下さい」
という言葉
「今は気を張っているから大丈夫でも
それが無くなった時に
急に来るものがあるかもしれないから」と
ふと最近寄せられた言葉を思い出す
「身体にあまり負担を掛けないようにして」
という言葉
てっきり飲酒を心配されてのことかと思い
量は少量だと答えたけれど
もしかしたらあの言葉も
同じような意味だったのかもしれない
と考えさせられる
気遣われ方に気づかない余裕のなさにも
胸の内に広がって行くもの
澄んだ泉の上に
次第に大きく波紋が伝わるように
幸せだね
ありがたいね
どうやら世界に愛されているらしいよ
見上げる空は青く
吹く風は爽やかで
空気は少し軽やか……かもしれない
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