【寄り道】LA LA LANDのあのシーンを思い返すような旅をした
※ちょっとだけネタバレあります※
皆様
少し遅くなりましたが、2024年初のnote投稿です。
昨年から始めた投稿ですが、シェアしたいことはたくさんあるー
けど何をお伝えしようと思って迷ったこともありました。
(もしかしたら、noteあるあるかも?!)
が、2024年はもう少し、肩の力を抜いていけたらと思っております!
今年もどうぞ、お付き合いください。
初めましての方は、こちらで自己紹介しています!
※個人的には、スペイン編がおすすめです。笑
LA LA LANDのあのシーン
さて、皆さんはLA LA LANDという映画を見たことはありますか?
当時の私は映画館で衝撃を受けました。
ちょこっとだけ紹介
日本では2017年の2月に公開された映画で、
夢を追う人が集まるロサンゼルスが舞台です。
主人公のミア(エマ・ストーン)はなかなか芽の出ない女優、そしてもう一人の主人公は、JAZZを追いかけているセバスチャン(ライアン・ゴズリング)。
自らの夢を追いかけ、挫折しながら何度も重りあう偶然を通して出会った二人。
互いに惹かれ合い、支え合うそんな物語です。
ラブ・ロマンスというよりは、ミュージカルも見どころ
ただですね、いわゆるラブ・ロマンスという訳ではありません。
オープニングからの壮大な歌と踊り、
劇中に流れてくるJAZZを基調とした音楽が魅力です。
私は、この作品に出会ってからJAZZが好きになりました。
セバスチャン(以下セブ)のセリフにも、JAZZに関する話が出てきます。
JAZZが苦手、難しいと思っている方にもおすすめな映画です。
また、様々なオマージュがあったりと映画好きの心をこちょっとくすぐるような映画であることは間違いありません。
あとは、単純物語ではない結末
LA LA LAND好きが選ぶ好きなワンシーンはどこ?という企画があったら、
必ず上位に入るあのシーン。
そうです、このシーンがタイトルにある「あのシーン」です。
このシーンがあるからこそ、ただのラブ・ロマンスではない映画なんだろうと思っています。
※あくまでも個人的な意見です。
あのシーンって?
いくつもの名台詞、名シーンが登場するLA LA LAND。
私が最も心を打たれたシーンは、
ミアがパリに行くか迷い、
セブが背中を押しながら、
初めて一緒に見た映画に出てくる天文台でもう一度、話をするシーンです。
『これからも、愛しているよ。 ―僕も、愛してる。』
このシーンで私は、いつもハンカチを出します。笑
I'm always gonna love youを思い出す土地
さて本題ですが、
いったい、どんな旅行だったの?と
LA LA LANDを見たことのある方だったら思われるかも…
このシーンの特徴は、「哀愁」ではないかと思っています。
どちらかを選ばないといけない
このシーンは、ミアにとって最後のチャンスともいえるような、
大きな決断をする分岐点です。
どこかで方向性が違う、一緒に歩む道ではないと気がづいている2人が
「いつまでも」「愛している」という言葉でその全てを表現している
そんなシーンと捉えています。
本当は一緒にいたい、この人が運命の人だけれど、
一緒にいたら自分の大切な人が夢を諦めなければならないかもしれない。
そんな究極な選択が迫られたとき、そんな瞬間があったとしたら…。
ノスタルジックな雰囲気が似たような記憶を呼び起こす
そんな「哀愁」のような甘くて、苦い記憶を呼び起こされたのが、
とある、商店街。
私を良く知っている友人は、あーあそこよく通っていたよね。というでしょう。
最近、旅行に行くことがありました。
学生時代の半分(は、言い過ぎ)を過ごしたこの土地に足を入れるのは卒業ぶり。
私の中では原点であり、自分の「好き」も「今の仕事」も選んだ土地であり、また、たくさんもがいた土地でした。
ずっと踏み入れられなかった
ついに、この土地に足を踏み入れようと思いました。
今が分岐点かもしれない。このタイミングが自分にとって新しい価値観を得られたタイミングだと思ったから、
行ってみようと。そう、思いました。
手前まで行き、
「この街の事はずっと好き」と心に留め、足を踏み入れる事をやめてしまいました。
ここで、私はLA LA LANDのあのシーンを思い出したのです。
変化を楽しみ、ちょっと寂しいきもちになる大切な場所
良い意味で、街は変わっていくけれど、
あの頃と変わらないものもあり、変わったものもある。
それを受け入れるには、少し時間がかかるものではありますが、
それがまた良かったりもします。
とても不思議な気持ちでした。
これが、一度行ったことのある土地、
過ごしたことのある土地をふと思い出した時に感じる
「哀愁」なのではないかと、
いつかもう少し大人になったときに哀愁を感じながらも
楽しめる日が来ると、そう信じています。
今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました。
(皆さんのそんな場所をこそっと教えてください。
そして、見つけてみてください。)
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