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長編小説「10 -第二部-」 完結済み

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以前連載していた「10」という作品の続編です(「10」は別のマガジンにまとめています) あらすじ 田舎町の駐在員ソラは、ある日誘拐されそうになっている少年を助けようとして一緒に…
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「10 -第ニ部-」 各話おまけ

最後まで読んでいただきありがとうございました。 ささやかですが、お礼の気持ちをこめて各話…

ヒツジ
4か月前
1

「10 -第ニ部-」 20話 【完結】

【青年と町】 町を襲った犯人達を引き取るために、中央から兵や車がやってきたのは全て終わっ…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 19話

【駐在員たち】 ソラがアヤに着いた頃。 電車でアヤへ向かおうとするルリとアサギはなぜかロ…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 18話

【あなたと会えたから】 「ルリ様……?ソラ……?」 幹部達を追い払い、ひと段落してからア…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 17話

【守る技術】 「なんだこれは………」 開発部への異動日。昼頃に教会の職員5人が技術者達を…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 16話

【懐かしい声】 テラスタワーの隣にある議事堂では、連日貴族達が議論を交わしている。ルリが…

ヒツジ
4か月前
1

「10 -第ニ部-」 15話

【誠意】 「貴殿の協力に感謝する。トリ・コトラ殿」 シルビアがコトラに丁寧に頭を下げる。後ろではルリも同じように頭を下げていた。 「頭をあげてください。もう私は貴族ではないんですから」 コトラは2人の態度に戸惑いを隠せない。 「だが、コトラ殿が父上から下級貴族のネットワークを聞き出してくれなければ、これだけの人数は集まらなかっただろう」 「コトラでいいですよ。それに私も父と改めて話せて良かったです。今までは親子というよりは他人に近い存在だったんですけど、初めて親子と

「10 -第ニ部-」 14話

【息抜き】 「あれ?ルリ?」 休日の朝。玄関から声がするので出るとルリがいた。 「なんだ…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 13話

【それぞれの立場】 「ルリ様、動かなくなっちゃいましたよ〜。どうしましょう」 「う〜ん。…

ヒツジ
4か月前
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「10 -第ニ部-」 12話

【もう1人の】 「それで、ソラ君はこれからどうしたいんだ?」 帰りの車で助手席に座るミリ…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 11話

【対等】 「こんの馬鹿!馬鹿ソラ!なんでこんなところまで来てるんだよ!」 「………へ?」 …

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 10話

【救出作戦】 「ルリ様。息子のソラです」 ルリが4歳の頃。屋敷にきた使用人の夫婦にはルリ…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 9話

【ケンカをしよう】 トキから全てを聞いた3日後、ソラは市街地のとある民家の前に立っていた…

ヒツジ
4か月前

「10 -第ニ部-」 8話

【全て教えてください!】 ルリとの衝撃の再会のあと、ソラはずっと腑抜けたままになっていた。 「ソラ……ソラ……ソラ!」 「あ、はい!すみません!」 川に落ちそうになっていたところを、一緒にパトロールを回っていたクレナが止めてくれた。 「どうしたんだい。最近ずっと様子がおかしいじゃないか」 少し休憩しようと2人で道の脇に座る。 いかにも軍人らしい体格のクレナを見て、ソラは羨ましくなる。 『俺もクレナさんみたいだったらルリ様も頼ってくれたのかな。クレナさんは優秀だし、