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ホワイトな学校へ#41 寄り道⑩ ☆小卓球部

卓球との出会い

中学校に入ったとき、部活動をどうするか考えた。私が通っていた中学校で花形だったのが、バスケットボール部。でも、人数は多いし、突き指をしたらピアノが弾けないし、毎日部活漬けっていうのもどうか…などと考え、練習が週3日の卓球部を選んだ。(「#36 書写教育との出会い」でも書きましたが、出会いなんて、こんなもんです(;^_^A)

人数も少なく弱小だが、基礎体力作りのトレーニングは結構きつく、この頃の私は、腹筋ならいくらでも続けられるほどバキバキだった。

「#8 学芸会が好き」で書いたように、高校時代は映画にはまり…

大学時代はバイトに明け暮れていたので、特に運動部には入らなかった。
ただ、大学の体育で卓球を選択した時は、担当の先生から毎回勝負を吹っ掛けられた。
本チャンの卓球部相手だとボロクソにやられてしまうが、多少できる私を相手にするとちょうどいいようで、楽しく試合をしていた。
どんなことでも、経験があるということは強みである。


教員卓球

中学校レベルの弱小卓球の私が、本格的に卓球を始めたのは、教員になってからである。
前回述べたように、毎年試合があるのでそれに向けて練習をする。

初任の学校では、それ以外にも毎週土曜日の午後、PTA卓球部の練習が行われていたので、私もそれに混ぜてもらった。
ご承知のとおり、PTAのTは「teacher」のTなので、先生も参加資格はあるのだ。
後から思えば、この時の練習はお楽しみ程度だったが、続けることは続けていた。


地域の卓球クラブ

その後E地区に異動したら、PTAの卓球クラブがなかった(のだと思う)。
どこかで続けたいと思っていたら、当時住んでいた教員住宅の目の前の中学校で、地域の卓球クラブが活動していることを知った。
活動は、木曜日と金曜日の夜。仕事終わりにほぼ、欠かさず参加した。
そこは、すごくレベルが高かった。あまり高くて、地域の試合には初心者レベルからしか出られなかった。
元全日本の選手だった方がいて、その他にもそのレベルの人が何人もいて、ずいぶんよく教えてもらった。
もちろん、健康のために続けているご年配の方もいて、その方々とはちょうどいい感じで、とても楽しかった。

その元全日本の選手の方に、「せめて週3回練習できると、もう少しうまくなれると思うんだけどねー。」と、すすめられ、月曜日も違う学校の練習に参加してみたが、疲れすぎて仕事に支障をきたしそうだったので、諦めた。

その後、出産と育児で学校外での卓球は中断したが、学校対抗の試合に向けて、学校内での練習は細々と続けていた。


H小PTA卓球部

私が、再度、本格的に卓球の練習を始めたのは、長男が小学校に入学した時である。その前から、私が多少卓球をやっていることを知っていた幼稚園のママ友に、小学校に入ったら卓球部に入るよう誘われていた。

H小PTA卓球は、さらにすごかった。練習日は、PTA卓球として土、日も含め、週3日か4日ほど組まれていて、その他月曜日の一般開放を含め5日間。
現役PTAは下手なのだが、OB,OGの方々が山ほど練習に参加していて、その方たちは、各校の一般開放等を掛け持ちし、週8日以上卓球をやっているという猛者ばかりだった。
その方たちが、毎年11月23日に行われる、地区内全校対抗PTA卓球大会に向けて、ガンガン教えてくれる。部活以上に部活であった!

さすがにすべての練習に参加したら仕事に支障をきたすので、私は、土日を中心に参加していた。ここでも、OB,OGの皆様に、うまくなるには、毎回来た方がいいと言われた…どれだけ下手なんですか私は…

地域の試合に出ては、コテンパンにやられ(地域の試合は、超ハード。朝から夕方まで、一人につき7,8試合は平気でやる…)、がっかりしながらも、PTA対抗の試合では、それなりにいい成績を残したりした。
PTA卓球部は、下の子が卒業するまで、8年間続けた。最後の年は(校長になった年だったが)、部長も務めた。
ジョブローテーション中も、卓球は続けていた。いくら仕事が大変でも、メリハリをつけて、やりたいことをやることは大切である。


卓球人事

PTA卓球を卒業してからも、校内での卓球練習は続けた。
先生方に、「卓球ができる人を集めてるんですか!」と、卓球人事と言われるほど、卓球ができる人ばかりが異動してきた。
学校対抗の卓球では、優勝できそうになったこともあった。その年に当たった相手の学校とは前の年も対戦しており、私は、本校のエース二人の得手、不得手を考えて、うまく当たるようにしたかった。私は、相手が前回と順番を変えてくると思って、オーダーを組んだ。
ところが、相手は、同じ順番で来た!
相手は、こっちが意識しているほど意識しておらず、何も考えていなかったのだ…。
( ̄▽ ̄;)
完全に私のオーダーミスで、本校のエース二人は両方とも負けてしまった(逆だったら、たぶん二人とも勝っていた…)。
勝負なんてこんなもんです。

現在の学校でも、卓球人事と言われるほど、卓球ができる人が集まり、これから先が楽しみだ!というところで、例の感染症により、対抗試合もできなくなってしまった。本当に残念である。


☆小卓球部

そんな中でも、今年度は本格的に、☆小卓球部として活動した。毎回参加するのは、今のところ二人。私と、もう一人は、事務補助のAさんである。
Aさんも、卓球人事と言われたうちの一人。もちろん、卓球ができるから採用したわけではなく、着任してから卓球ができることがわかったのだ。

週1回ペースで、1時間程度、無理なく行っている。最初の頃、2時間やったらきつすぎたので、1時間にした。練習日は掲示し、他の方々にも参加してほしいのだが、強要はできない。
もしかして、練習を覗いた人がいたかもしれないが、あまりの気合の入れように、引いてしまっているのかもしれない。

傍から見たら、気合が入っているように見えるかもしれない、その練習内容の実際は、ナンチャッテ卓球である。

ネットinの得意なAさんの「ネットネット攻撃」。スマッシュやレシーブの時ついジャンプしてしまい、「またジャンプしちゃいました!」という自己申告の度に、大笑いしている。
感染症予防のために、マスクをしながら卓球をしていて、しかも大笑いするとどうなるかというと、呼吸困難になる。息苦しさに耐えられず、途中何度も休憩して、呼吸を整えなくてはならない。

大笑いしながらの卓球はとても楽しく、きっと、すごく健康にいいと思う。

というわけで、皆さんも、健康のために楽しくスポーツしましょう。
お楽しみの時間は、自分で作りだすものです!

次回は、その19 保護者アンケートの活用 です=^_^=
(やっと、まじめ…)


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