インサイドヘッド2を見て情緒をぐちゃぐちゃにされた挙句面白すぎて傑作すぎて死んだ
深掘り記事👆
1年間の映画のランキングみたいなものを考える時、ピクサーは除外しようと思います。
なぜならランキング上位がピクサーで埋まってしまうからです。
もしピクサー含め今年の映画ランキングを作るならインサイドヘッドは堂々の1位です(2位は吉田恵輔のミッシング)
もうまず、これは本当に好きな面白い映画にありがちなことなんですけど、別に泣きどころではない場面で泣きます。
アクロスザスパイダーバースなんて冒頭のシーン(グウェンの最初のシーンじゃないですよもっと前のただのオープニングらへんのところ)で泣いてましたし、グウェンがマイルスを迎えにくるところとその後のスイングシーンで、面白すぎて泣いてましたねぇ
なぜなのか、情緒がイカれるんですよねぇ
そんでもってインサイドヘッド2ですが、同じく冒頭のキャラ紹介シーンから泣いてました。
寝不足だからじゃないですよ!
なんなら最初のディズニーのロゴがでるシーンでテンション爆上がりでした
ピクサー映画は映画館で見るのは子供の頃にみたきりなのですが、冒頭に10分くらいの短編アニメを見せてくれる構成は、今はしないんですかねぇ?
それも楽しみにしていたのですが!
実はこれ見るまえ、ちょっと心配だったんですよね監督は1作目の監督であり僕の好きなピートドクターではなくなってるし、今作の監督はアーロと少年のってことで不安だったんですけどこんだけ大ヒットされたら見に行かないわけがないということでいったんですよね
そしたらとんでもない爆弾くらっちまったってわけです
そういえば音楽もマイケルジアッキーノから変わっていましたね
ちなみにピクサー映画は映画館では見ませんが、配信サービスでは律儀にみてます。ほぼ毎作
楽しい思い出、自分を無条件に肯定する価値観だけが、自分の価値観と自己肯定感を作るわけではなく、過去の嫌な、失敗した思い出や自分のダメなところもひっくるめて自己受容する展開には、わかってても泣いてしまった
私ってある場面ではめちゃくちゃ自己肯定感高いのに、また他の場面では自己肯定感が低くなったらするんですよね
それって自分を皇帝する要素が単純に自分好き!だからではなく、この映画でえがかれていたようにもっと複雑だからなんですよね
自己肯定感が低い部分があるから自分の自慢したい部分を誇張して話したり見せてしまったりそういう劣等感からくる自分凄くみせたい、なりたい病みたいな性格の一部分があり、そういう自分の性格が嫌になりさらに自己肯定感が下がるみたいな負の自己否定サイクルみたいのにハマっていて、この映画をみるとそういう自分の嫌なダサいところも全部ひっくるめて自分の性格を肯定すれば、正の自己肯定サイクルが作れるんじゃないかと思いましたねぇ!
あと今のままでいいんだよ、自分を皇帝してセルフケアしてあげようと、メンタルヘルスの知識が浸透してきた現代ではよくいうけれど、嫉妬や劣等感って動物的な感情で理性で律するのって知識としてはわかっててと難しいじゃないですか
でもこういう映画って主人公がいて物語があって、自己受容のお手本みたいなものを見せてくれり、主人公という乗り物に乗って自分も価値観を変えてくれたりするので、理屈だけじゃなく感情のレベルで自分の価値観を変えてくれると思うんですよね
そういう意味でも、自己肯定の話って事前知識では知ってるけど、メンタルヘルスについて詳しい自分には、価値観の変動が起こらずあまり楽しめないのではないかという見る前の自分の一つの不安要素を払拭してくれるような映画でしたねぇ!
あといま映画を見終わって歩いて家まで帰っているのですが、これいいですねぇ
映画見た後の余韻や自分の考えや興奮や考察を考えながら帰れるので、いいですねぇ
ネットの考察とか感想みると、自分の映画に対する評価や思ったことが書き換えられがちじゃないですか
み終わった直後のいまだからこそ、色々思うところがありそれをブログという形でアウトプットするのは、思考がまとまると記録としてとってけるし、いいですね。
海外では大ヒットしているようですが、日本だとどうなんですか?
とにかくみんな見ましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?