「お歳暮は安曇野産の蜜りんご」
43年間、暮れのご挨拶は安曇野産の「サンふじ」です。
毎年、現地へ出向き、品物を吟味し、真心を送付しています。
今年の中信平らは
カメムシの大量発生で品物は高く品質は悪く最悪です。
カメムシの大量発生の原因は暖冬です。越冬です。
自家用の長芋等の信州ブランド品の仕入れです。
今日(12月10日)、買い出しに行ってきました。
AM7時に出発のとんぼ返りです。
標高1,015mの中央道最高標高地点の気温は-5℃でした。
毎回、昼食は諏訪湖SAです。
ネット社会です。
通販で送ることもできますが
高速代と高いガソリン代を支払って行う暮れの恒例行事です。
EC市場の拡大や、消費者の即日配送への期待の高まり、
働き手の高齢化や労働条件の厳格化等で物流業界は大変です。
物流コストの高騰で送料の値上げです。
地元の郵便局に戻り送付です。こんなことは初めてです。
暮れのご挨拶ができない時代がやってくる?
長野県安曇野産の「サンふじ」はほとんどに蜜が入っています。
蜜は収穫後(11月)少しずつ果肉に吸収され見えなくなってしまいます。
1月末までは大丈夫です。
りんごの蜜は、葉が太陽の光を浴びるとデンプンができます。
デンプンは水に溶けやすいソルビトールというもに変化し、
葉から枝を通ってりんごの実に集まります。
蜜の正体はこのソルビトールと水なのです。
「国光」と「デリシャス」の交配の「サンふじ」は
シャキッとした歯ごたえと口にひろがるジューシー感が絶妙です。
甘味・酸味・歯ごたえの三拍子が揃った人気品種です。
「サン」とは「太陽(sun)」のことです。無袋栽培です。
「無袋りんご」は日光を浴び、糖度が増した日本一のりんごです。
安曇野の「サンふじ」は、
第23回農林水産祭(昭和59年)で天皇杯を獲得しています。
世界中で圧倒的支持を受けるりんごが誕生したのは昭和37年です。