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息子の「人から言われて嬉しい言葉」に目からウロコ

自分が、人から言われて嬉しい言葉って、なんでしょうか。

大人だったら、
よく頑張るね
いつも気がきくね
さすがですね
と認めてもらえたり、

性格や見た目を褒められるのも悪い気がしませんよね。
あなたがいると楽しい
話が面白いね
おしゃれだね
優しいね
とか。

少し前の話になりますが、
うちの息子は「言われて嬉しい言葉」を授業中に、書けなかったらしく、
それで持ち帰り宿題となったみたいです。

ずーっと考えてもなかなか答えが出そうになかったので、私もヒントを出そうと思いました。

子供が言われて嬉しい言葉・・・何だろうと考えてみました、

大好きとか
かっこいいねとか
優しいねとか
ありがとうとか
絵が上手いねとか
助かるよとか

思いつくものを挙げましたが、どれも息子にはしっくりこないみたいでした。

すると息子は、「あ!ひとつある!」と思いつきました。
その言葉は

    「手伝おうか?」


もうね、私にとっては目からウロコでした。

また私、思い込んでいたなーと。

人から言われて嬉しい言葉は、褒め言葉や感謝の言葉だろうと。

でも息子にとっては違いました。
褒めてもらうより、感謝されるより、困っているときに助けてくれる、この言葉。

息子の特性は理解しつつも、
できることが増え、ある程度の距離感をもって子育てをしていましたが、
きっと私が思っているよりも、息子は日常の中で困っていることが多いんですね。

手伝ってもらいたいことがあるのに、言えなくて、そんな中そっと「手伝おうか?」と言われるだけで、息子は安心するんでしょう。

知れて良かったーと思うと同時に、
私自身が、たまにしかできていないことを反省しました。

宿題や習い事の練習も、できるのにやらないだけと決めつけているのかも。

本当は手伝ってあげるべき時も、本人に任せているのかも。

色んな育児の本や、発達の本を読んで、
色んなことを頭では知っていても、
日々流され、実践できていません。

特性とわがままの境目がわからず、
いまだに手探りで子育てしてます。

今回も、あやうく、宿題を早く終わらすために
もう「ありがとう」にしとけばいいやん
で終わらせるところでした。

本音を教えてくれてありがとう、息子。


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