娘は素敵なコーチ〜子どもたちの知育菓子づくり

日曜日、娘と息子は
チョコフォンデュパーティという知育菓子を買って、2人で作ることになりました。

私は、読書をしたかったので、
ママは手伝わへんでー
困ったら呼んでー
と言って、2人に任せました。


もう子供たちも小学生ですし、
息子が困っていても、娘がどうにかしてくれるだろう。

私は、2人の様子を気にしつつ、椅子に座ってゆっくり本を読んでいました。


食卓で、娘が息子に作り方を教えてる。

「この入れ物に水を一杯入れて」
「それじゃ少ないよ、これくらい」
「次にこの粉を入れて混ぜて。」

娘が、しっかり教えてくれてる。

レンジを使う場面でも、娘が先にやってみせて、息子もちゃんと自分で時間をセットしてレンジを使ってる。

もし私が側で手伝っていたら、
確実に私がレンチンしている場面です。

でも今日は、2人だけでちゃんと出来てる!

息子はレンジから取り出す時に、
熱そうで怖かったらしく、姉を呼んで
取って!お願い!
と助けを求めていた。

次の工程で、粉を入れる順番か何かを
息子が間違えたみたいで、
娘が
「あ、そっちじゃないよ、こっちが先やで」
と注意しているのが聞こえた。

いつもなら、注意されるとすぐ、
もういらん、と放り出してしまう息子だけど、
この日は姉の言うことをきちんと聞いてる様子だった。


娘は間違えた弟を優しく見守り、

「正解ではないけど、いいアレンジやん!」

と素敵な言葉をかけている!

息子が途中で嫌にならないように、
上手に導いてくれている。

娘は私よりも息子の扱いがうまい!
いいコーチだなあと感心しました!

完成したと言うので、見に行くと、2人とも上手にできていました!


こんな感じのお菓子です


完成したお菓子を食べようとした時、
息子の手が、ふと、娘が作ったお菓子に当たり、せっかく作った娘のお菓子が、
バラバラになって床に落ちてしまいました。

私なら絶叫して怒ってしまいそうですが、
娘は、「あっ!」と叫んだだけで、弟を責めたりはしませんでした。

娘の寛大さに頭が下がります。


娘と息子は、私が側にいる時よりも、
自由に楽しく、助け合いながら、
お菓子を作っていました。

私が入ると、ついつい私が先回りしてしまいます。失敗しそうなときも、手を出してしまいます。

「待つ」という子育てにとって大切なことが、私はうまくできません。


でも2人に任せきったら、

子育て、これでいいやん!

と気づきました。


今までの私の手助けは、ただのおせっかいだったかも。

母が側にいないくらいがちょうどいい。

子どもとの距離感を学んだ日曜日でした。



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